9月

                       

                学校長 福田 和子

サリバン先生とヘレン・ケラーに学ぶ


                                 塗装や外階段の貼りかえと,夏休み中にリニューアルした学校に,子どもたちの元気な声がもどってきました。教室や廊下,トイレの壁,天井が,子どもたちの顔に負けないくらい明るくなっています。新聞紙上では,子どもをとりまく暗いニュースの多い夏休みでしたが,こうして明るい2学期の出発を迎えられることを嬉しく思っています。今学期も一人一人の個性が輝く生活が送れるよう,教職員そろって努力していきます。
 さて,来年4月より新しい教育課程が実施されます。8月17日から24日まで,この新教育課程編成についての協議会が開かれ,各教員がそれぞれの教科等に分かれて出席しました。30日には,その報告会を行い,学習し合いました。その中で最も大切にしたいのが,「学ぼうとする意欲,自分を高めようとする向上心」を育てるということです。
 高熱のため,目も見えない,耳も聞こえない,話すこともできないという三重苦を負うことになってしまったヘレン・ケラーが,後に世界中をまわって障害のある人を励まし,母親のように慕われた偉大な人であることはよく知っていることと思います。
 そのヘレン・ケラーに教え方を工夫し,根気強く言葉を教え,話すことができるように育てたのが,サリバン先生。先生は,その苦労を讃えられ,「大変でしたね。」と言われたときに,こんなふうに答えています。「少しも大変ではありませんでした。なぜなら,いつもヘレンが自分の方から学びたいという心をもっていましたから。」
 来年は,学校五日制が始まります。2日の休日を迎え,「学ぼうとする意欲,自分を高めようとする向上心」をどう育てるかということは,子どもたちの生き方にかかわる重要な課題です。
 学校では,子どもたちの思いや願いを大切にしながら,生活により近づけた単元や教材を開発すること,その学習の達成のために必要な基礎・基本(知識・技能,学び方,生き方)を一人一人にしっかりと身につけさせることと考えています。ですから,家庭や地域の生活の様子や施設,人々のふれあい等が教材となってくることも多くなってきます。
 今まで以上に,家庭,学校,地域の連携をとりあい,生きて働く学力と豊かな心を育てようと心を新たにしています。ご支援いただき,共に進んでいきたいと思います。
 





 
   夏休み中,水泳教室,特別水泳クラブでがんばった子どもたち  
 1〜4年生は7月に水泳教室で,4〜6年生は8月に特別水泳クラブで,自分のめ
あてに向かって,練習に取り組みました。どの子も長く泳げるようになったり,タイ
ムを縮めたりしました。区水泳大会では,一学期にあまり泳げなかった子どもが活躍
したり,友達への温かい応援をしたりするなど朝比奈の子は輝いて見えました。
 





 
 
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