平成18年度
学習状況調査学年ごとの結果と説明
 2年   国語   算数       
 3年  国語   算数       
 4年  国語   算数       
 5年  国語   算数   社会   理科 
 6年  国語   算数   社会   理科 
2年 国語
2学年 国語領域別からみた特徴
市 言語 73% 書くこと 73% 読むこと 53%     東     72%      73%       54%
言葉の問題では、類似する意味の言葉を考えること、適切な修飾語を押さえることなどは良好でしたが、正確なかたかな表記や小さく書く「つ」や「よ」などの拗音表記や「て」「に」「を」「は」などの助詞の表記などの書き方が苦手でした。実際に文章の中で書いてみる経験が不足していたと思われるので、スキルタイムなどを活用して復習したり、作文や日記を書く活動を取り入れたりしていきます。
漢字の問題では、漢字(書くこと)も読字(読むこと)も総じて良好ですが、書き順の誤りが多く見られました。漢字の書き順をしっかり押さえて指導していきます。
読むことの領域では、全般的に良好でした。中でも説明文を読むことが上回っていて、物語文を読むことがやや弱い傾向にあります。これは、絶対的に本を読むことが少ないたこと、物語の読み取りの授業時間に発言が一部の児童に限られてしまうために、深い読み取りが全員に行われないまま授業が進んでしまうことなどが考えられます。大勢の児童が話し合いに参加できるような授業の工夫を行うとともに、図書室で読書をする機会をこれからも継続してもつようにし、読書量をふやしていきます。水曜日の朝の読書タイムでの読み聞かせは子どもたちが大好きなのでこれからも続けていきたいと思います。ご協力をよろしくお願いいたします。
   
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2年 算数
2学年 算数領域別からみた特徴
市 表現処理 91% 知識・理解 69% 考え方 63%     東    89%         70%      61%
計算問題は、足し算や引き算においては、繰り上がりや繰り下がりの有無を問わず、加法と減法の混合算も含めて90%以上の正答率です。これは、1年生における計算学習において、計算の仕方は正確に身についているものと思われます。今後も、1年生の基礎の上にたって、四則計算の技能を身につけていくことができるように指導していきます。また、考え方を問われると弱いので、ブロックなどの具体物を操作したり、絵や図や言葉をかいて自分の考えを説明したりするなどの活動を取り入れて、指導していきます。学力差も大きいので、習熟度別少人数指導をとり入れていきます。
数の理解では、長さの比較、まとまった数による個数の考え方、順序と位置、足したり引いたりする加減の仕方などは良好です。1年生の学習における基礎的な数の概念や理解をしっかり身につけているものと思われます。今後とも、ていねいな学習を進めることにより、徐々に複雑になってくる数の表し方や概念をしっかりと身につけるようにします。
  
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 国語 
3学年 国語領域別からみた特徴
市 言語 80% 書くこと 70% 読むこと 54%     東     68%       59%      43%
言葉の問題では、似ている言葉探しや正しい仮名遣い、ていねいな言い方などの問題は横浜市の通過率を上回っています。反面、カタカナで書く言葉や「て」「に」「を」「は」などの助詞の使い方などは苦手です。これは、実際の生活の中の言葉の使われ方に関心を持っていますが細かな言葉の使い方の決まりを身につけることが不足しているためと思われます。国語科だけでなく、色々な教科の学習の中で、言葉についての関心を高め、言葉の意味や使い方を折りに触れて指導していきます。併せて読書量を増やすようにしていきます。
漢字の問題では、書字(書くこと)も読字(読むこと)も低い結果となっています。これは、絶対的に漢字を読んだり書いたりする学習が不足していることが考えられます。漢字の書き取りを継続的に行います。
書くことでは、書く必要のある事柄を集めたり、文の組み立てを考えて書いたりすることが、全般的に苦手な傾向がみられます。これは、日常の学習や生活の中で、文章を書く活動が不足していることが考えられます。国語科だけでなく、様々な教科の学習の中で、文章を書く活動を多様に取り入れ、また学校外においても日記を書いたり、手紙を書いたりするなど、生活の中に書く活動を取り入れ、書くことについての抵抗感を薄めていきます。
読むことでは、物語文を読むことは良好ですが、説明文を読むことが弱い傾向にあります。物語文では登場人物の気持ちを考えたり場面の様子や移り変わりを考えたりしながら読むことはよくできています。順序を考えながら読んだり、内容を正確に読み取ったりする時間に、みんなで話し合いを活発にしながら読み合っている反面、文章の正確な読み取り方を十分に身につけていないことなどが考えられます。読書量を増やすとともに、一つ一つの言葉に注目しながら、書かれていることを正確に押さえていくように工夫します。
   
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3年 算数
3学年 算数領域別からみた特徴
市 表現処理 88% 知識・理解 71% 考え方 57%     東    80%         66%      51%
計算問題は、繰り上がり・繰り下がりのある足し算や引き算や、かけ算九九が全体的に弱い傾向があります。中でも、足し算に比べると、引き算が弱く、九九は7の段や9の段が弱いです。これは、4月の段階では、九九の習得や確実に計算する経験が不足していたものと思われます。計算練習を多くしたり、九九を使う場面を多くしたりして、計算における安定度を増していくようにしていく必要があります。
図形の問題では、三角形を書いたり四角形の理解をしたり、図形を移動したりすることは、比較的良好でした。これは、図形の特徴をよく理解していることや、図形の操作などになじんでいることが考えられます。今後とも、具体物の操作も交えながら、図形に対しての関心をたかめ、図形の特徴の理解を深めていくことにつなげていきます。
数の理解では、物差しを使った長さの測定や、グラフや時計の読み方などは、比較的良好でした。反面、多くの物の数え方や規準になるものを使っての長さのはかりかたなどは、苦手です。これは、具体的なものを使って学習することを好む反面、合理的な考え方をしながら数の操作をすることが不足していたり、自分の言葉で説明したりすることが不足していたものと思われます。数の概念の理解を一層進めるとともに、具体物操作の結果をていねいに話したり、説明したりするなどの、学習への取り組みを習慣化する必要があります。
足し算や引き算になる場面でのテープ図を使った考え方は比較的に良好ですが、数直線の理解が弱いです。これは、学習場面で、タイルやおはじきといった具体物での考え方を多用したためにテープ図や数直線を使った考え方の扱いが少なかったことや、設問の意味と数直線が表す意味とのつながりがよく分からなかったためと思われます。学習場面で、具体物とともにテープ図や数直線を使って、考える活動を多く取り入れるとともに、操作に伴う説明をしっかり求めたり聞き合ったりしていくようにします。
   
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4年 国語
4学年 国語領域別からみた特徴
市 言語 68% 書くこと 75% 読むこと 55%     東     58%       66%      46%
文中の言葉(しげしげと)の意味、漢字のへんとつくりの組み合わせ、主語と述語の照応、文章の要旨をまとめることなどは、本市の平均より優れています。
言葉の問題では、反対の意味の言葉を選ぶこと、修飾語の関係を押さえること、正しい送りがなを付けること、などが苦手です。これは、実際の文の中で、言葉がどのように使われているのかを見たり、考えたりすることが不足していたり、授業の中で言葉そのものに意識を向けることが少なかったりしたためと思われます。国語科だけでなく、色々な教科の学習の中で、言葉についての関心を高め、言葉の意味や使い方を折りに触れて指導していく必要があります。併せて読書量を増やしていくようにしていきます。
漢字の問題では、書字(書くこと)も読字(読むこと)も低くなっていますが、書字に比べて読字の方が低い傾向が見られます。これは、漢字の形の理解は良好なことから、書くことに比べて読むことが不足していることが考えられます。漢字の書き取りを継続的に行っていくことが必要です。
書くことでは、書く必要のある事柄を選んだり、文の続き具合を考えて書くことは良好ですが、敬体と常体の文末をそろえて推敲することや、段落相互の関係を考えて小見出しを付けることが苦手です。これは、日常の学習の中で、文章を書いた後に見直しをすることや、文章の題名や小見出しなどを文章の内容と関係づけながら考えることの習慣が不足していることが考えられます。文章を書く学習の中で、題名や小見出しをしっかり考えることや、必ず推敲をすることなどを取り入れたり、文章を読み取ることとの関係を図りながら指導する必要があります。「文集あずま」などの機会を活用して取り組むようにします。
読むことでは、説明文を読むことは良好ですが、物語文を読むことが弱い傾向があります。特に登場人物の気持ちを考えたり、場面の様子や移り変わりを考えたりしながら読むことが苦手です。これは、絶対的に本を読むことが少ないこと、物語の読み取りの授業時間に発言が一部の児童に限られてしまうために、深い読み取りが全員に行われないまま授業が進んでしまうことなどが考えられます。読書量を増やすとともに、大勢の児童が話し合いに参加できるような授業形態を工夫していきます。
   
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4年 算数
4学年 算数領域別からみた特徴
市 表現処理 83% 知識・理解 71% 考え方 49%     東    76%         58%      38%
表を棒グラフに表すことや、正方形であることを確かめる方法は、優れています。これは、算数の学習の中に、作業的な活動を多く取り入れたことや、体験したことは理解しやすいので、なるべく体験したことを教材として扱ってきたためであると思われます。
計算問題は足し算や引き算に比べて、かけ算やわり算のばらつきが大きくなっています。かけ算は、数字が大きくなると不安定さが増し、わり算は、あまりのある計算の不安定さが増しています。これは、計算する経験が不足しているものと思われます。かけ算やわり算の計算練習を多くして、計算における安定度を増やしていく必要があります。
数の表し方では、「○○を10で割った数」や「100や1000をもとに表す数」など文章で書かれたものを数字で書き表すことが苦手です。これは、説明をよくきいたり設問をよく読んだりしてから考えることが不足していたり、自分の言葉で説明したりすることが不足していたものと思われます。数字の表し方の十進位取り記数法の理解を進めるとともに、ていねいに読んだり書いたり話したりするなどの学習への取り組みを習慣化する必要があります。
かけ算やわり算になる場面でのテープ図を使った考え方が弱いです。これは、学習場面で、タイルやおはじきといった具体物での考え方を多用したために、テープ図や数直線を使った考えの扱いが少なかったことや、設問の文の意味とテープ図が表す意味とのつながりがよく分からなかったためと思われます。学習場面で、具体物とともにテープ図や数直線を使って考える活動を多く取り入れるとともに、操作に伴う説明をしっかり求めたり、聞き合ったりする必要があります。友達の意見や考え方の異同を言葉で説明するようにしています。
   
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5年 国語
5学年 国語領域別からみた特徴
市 言語 66% 書くこと 65% 読むこと 54%     東     63%      65%       46%
言語の分野の漢字の問題では、書くことも読むことも総じて低い傾向が見られます。中でも書くことが苦手な結果が出ています。漢字ドリルの宿題を継続的に出してきましたが、宿題をこなすことが目的となってしまい、テストでは結果が現れませんでした。対応として、5年生の漢字185文字をマスターするために、10〜20問に区切って漢字チャレンジとして取り組むようにしてきました。目標を区切ることで達成感が得やすく、熱心に取り組むようになりました。来年度も、少ない量を継続的に、取り組ませることで、興味を持って取り組み、身につけることができると考えます。
書くことでは、全般的に良好な結果を示しています。中でも形式段落の役割を考えて推敲することは市の通過率を上回っています。これは日常の学習の中で文章を書くことに余り抵抗のない児童が多いためと考えられます。今後とも文章を書く学習の中で、興味を持って取り組めるように指導していきたいと考えています。さらに、文章表現のテクニック(比喩や擬人法など)や、文の構成を考えて書くなどの工夫を身につけさせ、表現の幅を広げていけるように指導していくことが望まれます。
読むことでは、説明文を読むことは良好でありますが、物語文を読むことが弱い傾向があります。特に、登場人物の気持ちの変化を考えたり、場面の様子や移り変わりを考えたりしながら読むことが苦手です。これは、絶対的に読書量が少ないこと、物語の読み取りの授業時間に発言が一部の児童に限られてしまうために、全員に深い読みが進まないことが考えられます。その対応として、物語の授業では、音読を徹底して行い読むことに対する自信をつけさせました。また各時間の読みのめあてをはっきりさせて、自分の意見をカードに書かせ、発言しやすい環境を作るとともに、カードを黒板に張って友達の意見が分かるように工夫しました。その結果、活発に発言が出るようになっています。来年度も物語の読み取りでは、友達の意見も手がかりにして読みを深める授業の工夫をしていくことが望まれます。
   
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 算数
5学年 算数領域別からみた特徴
市 表現処理 77% 知識・理解 60% 考え方 57%     東    66%         41%      53%
計算では、同じ余りのあるわり算でも、正誤のばらつきが大きいなどムラが大きい傾向が見られました。これは計算する力が低いというより、不注意によるミスであると考えられます。計算ドリルの宿題だけでなく、夏休みには100マス計算に取り組んだり、冬休みには計算問題をすばやく解く課題に取り組んだりしました。計算のスピードを上げることは、すなわち見直しのための時間を作ることだという指導も年間通してしてきました。計算における安定度は増していますが、不注意ミスはまだ多く、見直しの大切さを実感させることが来年度も引き続き課題となります。
図形の問題では、二等辺三角形を書くことや、折れ線グラフを書くことが苦手でした。しかし、グラフの読み取りに関しては良好です。これは図形の特徴や書き方の理解が不足していることや、定規やコンパスなどの用具を正確に使うことの習熟が不十分なためと考えられます。そのため、今年度はノートの使い方に重点を置き、直線を引くには必ず定規を使うことや、丁寧に作図することを繰り返し徹底して指導しました。来年度も丁寧に作業を進めるよう指導していくことが望まれます。
数の理解では、小数の計算を、0.1をもとにして考えるというまったく同じような設問に、16%、25%、91%と正解率に大きなムラを示しました。また、図形の面積を求めることは苦手な反面、球形の直径や半径の理解、円の角度の理解は良好であるなど、理解のムラも見られます。これは、不注意によるミスはもちろん、設問の意味を正確に受け止めなかったり勘違いをしたりするなどの傾向があるためと考えられます。設問をしっかりと読み、丁寧によく考えて取り組むよう指導してきました。また、面積を求める公式を導き出す手順から考えさせ、単に知識として定着させるのではなく、なぜそうなるのかを考えさせるようにしてきました。既習の知識を結びつけることで新たな課題を解決できるという喜びを味わわせる指導を継続していくことが望まれます。
    
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 社会
5学年 社会科領域別からみた特徴
市 技術表現56% 思考判断50% 知識・理解68%  東       56%       53%        66% 
資料、特に地図を読み取る設問に対して弱い傾向が見られます。神奈川県の中で、山  北町、丹沢、箱根などの位置を問う問題では、ポイントが顕著に低かったです。日ごろから地図を見慣れていないことが考えられます。5年生の始めの日本の国土の学習でも、47都道府県を覚えている児童は多くありませんでした。地図の見方や地名は、6年生での歴史学習に関連するので、基礎知識をつけさせることが必要であると考えます。また、今年度は、いくつかの課題の中から自分で調べたいことを選び、インターネットや図書室で資料を調べてまとめる学習スタイルを多く取り入れました。何を調べるのかはっきりさせることで、意欲的に取り組む姿が見られたので、来年度も有効な学習スタイルと思われます。
    
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 理科
5学年 理科領域別からみた特徴
市 科学的思考68% 技術表現78% 知識理解69%  東       60%       63%        67% 
実験・観察の技能に関する設問に対する通過率が著しく低い傾向が出ています。正しい実験の仕方に関しての知識を身につけていないことと、実験において、何を調べるための活動なのかをしっかりと把握しないままに参加していたことが考えられます。そこで、課題に対してどのようにしたら調べられるのか、方法を考え、実際に確かめることで、実験や観察に対する関心を高めていきました。また、板書での課題の提示の仕方をどの単元でも統一し、実験中いつでも、何を調べ、観察したらよいのか確認できるように工夫しました。さらに、説明を聞く時間と実験をする時間、結果を記入する時間をはっきりと分け、活動をしながら説明を聞いたり、結果を聞いたりすることがないように徹底しました。実験や観察にメリハリをつけることで、生きた知識として身につくような指導が来年度も望まれます。
     
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 国語
6学年 国語領域別からみた特徴
市 言語 67% 書くこと 75% 読むこと 65%     東     61%      76%       59%
言葉の問題では、助詞や打消しの接頭語の正しい使い方や、漢和辞典・国語辞典の使い方などは、横浜市の通過率を上回っています。反面、名詞や動詞などの品詞の問題、漢語と和語の区別、仮名遣いなどが苦手な面が見られます。これは、言葉に対して関心が高く、辞書類をよく使うなど積極的に関わりながら学習をしていますが、言葉に関する知識の面が弱いといえます。今後とも、より一層言葉への興味関心を高めながら、言語を意識的に取り上げ知識を増やしていくようにします。
反面、漢字の問題では、書字(書くこと)読字(読むこと)ともに低い傾向にあります。中でも日常会話の中であまりなじみのない漢字については、読むことも書くことも苦手という結果が出ています。漢字の書き取りを継続的に行うことはもちろんですが、読書量を増やすことも必要です。
書くことでは、全般的に良好な結果を示しています。中でも表現の効果を工夫したり、文章の主旨に沿って書くことを考えたりすることは、横浜市の通過率を大きく上回っています。
これは、日常の学習の中で、文章を書くことにあまり抵抗がなく、書くことを考えたり、組み立てを考えたりしながら取り組んでいる児童が多いためだと思われます。今後とも、文章を書く学習の中で、興味をもって書くことができるように取り組ませたり、多様な種類の文章に取り組ませたりしていきます。
読むことでは、全般的におおむね横浜市の通過率と同じような状況を示しています。説明文を読むことは、物語文に比べて全体的に正答率が低くなっています。具体的には、内容面の読み取りは良好ですが、文章の組み立てを考えることが弱いです。一方物語文の読み取りでは、登場人物の気持ちの変化を考えたり、場面の様子や移り変わりを考えたりしながら読むことなどはおおむね良好です。これは、学級の中で、話し合いを活発に行いながら読み取りを進めていることが多く見られることが反映されているものと思われます。読書量を増やすとともに、児童の話し合いを根拠や理由をもとに話し合ったりするなど、質的に深めていくような授業の工夫を行っていく必要があります。
     
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 算数
6学年 算数領域別からみた特徴
市 表現処理 75% 知識・理解 66% 考え方 50%     東    72%         56%      49%
少数や分数の計算問題は、7問中2問が横浜市の通過率を上回っており、ほとんど市の平均と類似した状況にあります。しかし、同じ小数の割り算でも、90%、54%とむらが大きいとこらが見られます。これは、計算する力の問題と同時に、不注意によるミスが多いとものと考えられます。かけ算や割り算の計算練習を多くしたり、確かめや見直しをしたりして、計算における安定度を増しながら、不注意ミスをなくしていくようにしていく必要があります。
図形の問題では、平行四角形を書くことや、四角形の特徴の理解、円グラフを書くことなどは、市の平均と比べても、結果は良好でした。しかし、帯グラフの活用や、読み取りに関しては、大幅に上回っています。反面、変化する四角形の対角線や三角形の面積などの理解は弱い面があります。これは、図形の特徴や書き方の理解や、定規やコンパスなどの用具を正確に使うことの習熟がおおむね良好であると同時に、他教科等の学習を含む日常生活の中で、多様な図形の見方が不足していることが考えられます。今後とも、日常生活の中や他の教科の学習などの中にグラフや図形を取り入れるなどの関連を図った学習を考えていく必要があります。図形やグラフへの理解を進めるために、具体物操作もふくめて、多様な図形の見方を広げるような授業を工夫する必要があります。
数の理解に関しては、少数の計算を整数に置き換えて考えることや、基本の数の何倍や何分の一という数を考えるような問題は、結果が良好でした。これは、問題の意味を正確に受け止めながら、その問題にそって、数学的な思考を働かせながら、考えているためだと思われます。学習の場面で、今まで以上に問題をしっかり読み取り、考え方をみんなで話し合いながらていねいによく考えて取り組ませるようにしていきます。
     
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 社会
6学年 社会科領域別からみた特徴
市 技術表現65% 思考判断60% 知識・理解74%  東       67%       59%        61% 
資料をもとに社会的事象について読み取る力はついておおむねついています。資料を用いた学習活動が十分に行われてきたとおもわれます。しかし、資料で読み取ったことをもとに、既習の経験や知識、資料から読み取ったいくつかの事象を関連づけたり、比べたりすることから、社会的事象のもつ意味について推論したり、結論づけたりする力は、十分でない部分もあります。一つの資料から多くの社会的事象に気づいたり2つ以上の資料を関連づけて考える力を育てていく必要があります。また、資料の読み取りや、考える力はおおむね良好ですが、社会的事象について知識の定着は十分とはいえません。学習したことや知識をしっかりと定着させていくことが今後の課題です。
     
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 理科
6学年 理科領域別からみた特徴
市 科学的思考65% 技術表現65% 知識理解76%  東       62%       66%        75%
観察・実験の技能・表現の力はおおむね身についているといえます。観察・実験の手順を押さえ、目的に合った観察・実験を行ったり、方法を工夫したりして、学習活動を行ってきた成果であると思います。特に振り子や衝突に関する実験では、十分に考え、工夫してていねいに実験を行ってきた成果が表れ、知識の定着も十分に図ることができていました。一方、科学的な思考においては、見い出した規則性を他の事象にあてはめて考える力がまだ十分ではないと考えられます。このことから日頃の学習において、観察対象の比較や関係付けを行い、そこから見い出した規則性を他の事象にあてはめて考える場面を多くしていく必要があると考えられます。振り子や衝突、上皿天秤、インゲン豆の成長など実験を行って、学習したことに関しては、知識の定着度も高いです。反面、流れる水のはたらき、へその緒、洪水を防ぐための工夫、といったように、実際には見たりさわったり観察・実験できにくいものに関しては、定着度が低くなっています。今後は、資料を活用した学習方法の工夫などが課題であると考えられます。
     
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