保護者の皆様

平成18年12月22日

横浜市立権太坂小学校校長 森 友江

 

本年も残り少なくなり、師走の慌ただしい季節をむかえておりますが、保護者の皆様いかがお過ごしでしょうか。日ごろの本校教育活動に対するご支援とご理解に感謝申し上げます。

さて、授業公開週間の折には、多数の皆様に足をお運びいただき、誠にありがとうございました。十分とは言えないまでも、お子様の学校生活の様子をご覧いただけたのではないかと存じます。皆様方からお寄せいただいた、アンケートがまとまりましたので、運動会の場合と同様、ここにご報告させていただきます。きめの細かいご助言、ありがとうございました。本年度の結果を参考にしながら、来年度の授業公開週間の内容を、より皆様にご満足いただけるような内容にしていきたいと考えております。

 

平成18年度 授業公開週間アンケート集計結果(総数31部)

 

(1)英語活動について

<成果として評価していただいたこと>

・今まで、英語経験のある子も初めての子もいると思いますが、みんなが、先生の口元やジェスチャーを真剣な表情で見て、一生懸命に真似をしていました。ゲームをしたり、歌を歌ったり、英語をリズムで感じながらとても楽しそうでした。(同様なご意見10件)

・子どもたちが、元気にのびのびと楽しんでいる様子に感心しました。プリシラ先生の進め方も良く、1年生を飽きさせず、集中して聞く・話す・応対することが学べているようでとても満足でした。親の世代には無かった「英会話」を参観できたことで、子どもとの会話にも深みが増し、共通の話題が増えて良かったです。

・簡単な単語などを教えてもらっているのかと思っていましたが、しっかり会話をしながら「〜が好き。〜が好きではない。」と繰り返し何度も練習して、しかもテンポが良くて、子どもたちは楽しそうでした。中学からだと英語を話すのに照れがあってなかなかできませんでしたので、小学生のうちに恥ずかしく無く楽しく友達と練習できれば身につくと思いました。

・昨今の国際化社会の状況をふまえると、小さい頃から少しでも英語に接する機会が多い方が良いと思います。少子化の中で、高額な月謝を支払う教室もありますが、学校教育の現場で少しでも英語に興味が出るようにしていただけるのは、ありがたいことだと思います。

・校長先生も共に受けるというのは、子どもと校長先生との間が近くなるので良いと思います。(子どもたちが、とても楽しくレッスンを受けている様に見えました。)(1)

 

<課題として受けとめたこと>

・英語活動は意味が無い。パソコンの方が役に立つので、取り入れてほしいと思います。

・活動の時間配分をもう少し考えてほしいです。

・授業回数を増やしてほしいです。(同様3件)

・ゲームや体操から始めたほうがよいと思います。

・先生方の動きが悪く、子どもが戸惑っていました。

・普段の生活で使う言葉や文章も教えてほしいです。

・国際理解教室との違いを知りたいです。

・英語のみで進めてほしいです。

 

お答えします

  本年度の回数は10回です。来年度は国際理解教室を含めて20時間になります。英語に慣れていないお子様もいますので「英語は難しいから嫌い」ということにならないように、ゲームの方法など最初は英語で説明し、様子を見て日本語でも説明するようにしています。

  国際理解教室は、異文化に触れることや英語に親しむことをねらいとしています。英語活動は、日常生活の中の身近な英語を扱い、英語への興味・関心を高めるような活動を行うものです。

 

(2)たてわり活動について

<成果として評価していただいたこと>

・ふれあい活動は、高学年と低学年が自然にふれあえる場として有意義だと思います。

・「ごんたの日」の中休みの活動のたてわりでのふれ合いは、一人っ子の娘にとってとても貴重で、上級生達と楽しそうに過ごす姿は、親としてもとても新鮮でした。

 

 

<課題として受けとめたこと>

・グループによって上級生の面倒見のよさに差がありました。「ごんたの日」を楽しみにできるようにリーダーを育ててほしいです。

・遊びが4,5年生には物足りなかったと思います。企画・進行を4,5,6年で交代制にしたらよいと思います。

お答えします

  たてわり活動は、回数を重ねることで仲間としての意識が高まり、リーダーの自覚もできてきます。これまでも3月のなかよし集会では、5年生が企画・進行を担当してきました。後期の後半には5年生でも「ごんたの日」の運営ができるようになるかと思います。今後もたてわり活動におけるリーダーの育成、運営方法や内容の充実などについて検討していくつもりです。 

 

(3)クラブ活動・委員会活動について

<成果として評価していただいたこと>

     いつもの教室での授業参観とは違い、クラブ活動、委員会活動では、学年が違っても協力しあっている姿を見ることができてよかったと思います。

 

<課題として受けとめたこと>

・科学クラブは、材料を学校で用意していただき、後で材料費を請求してもらえたら助かります。

お答えします

クラブは、自分の興味・関心に基づいて選択しています。材料についても「こんなものを使うとよくできる」「こう工夫したい」ということで、自分の使うものは自分、あるいはグループの友達と協力して持ってきています。自分で材料を用意することで、さらに興味が増すようです。また、毎回別の物を用意するというわけではなく、何回も使用できるように計画を立てています。また、クラブによっては、学校で準備した方がよい場合もありますので、柔軟に対応していきたいと思います。

 

(4)音楽朝会について

<成果として評価していただいたこと>

・とてもよかったです。朝から大きな声を出して歌うということは、後の授業にとても良い影響を与えると思います。

 

 

(5)朝読書について

<成果として評価していただいたこと>

・図書ボランティアの方が子どもたちに読み聞かせをしてくださっているのを、みんな真剣に目を輝かせて聞いていてとてもよかったです。

 

(6)体力づくりについて

<成果として評価していただいたこと>

・子どもたちが朝から元気よく体を動かす光景を見て、とても良いと思いました。というのは、その後の授業の国語の音読で、とても大きい声を出せていたからです。朝に体を使うことは、一日のスタートとしてはすばらしいことだと思います。

 

(7)その他のことについて

<成果として評価していただいたこと>

・入学以来7ヶ月、ずいぶんとたくましく頼もしくなり、お友達とも楽しくしているようで、教育目標に沿って成長していると感じた授業公開でした。

・体育の授業を参観しました。それぞれのチームがまとまっていて楽しそうにプレーをしていて良かったと思います。

・音楽の授業は、歌とピアニカでとても可愛らしく、こちらも体を揺さぶって見ていました。

・朝の授業前の姿や、休み時間の子どもを見る事ができてとても良かったです。クラスのほとんどの子ども達が自信をもって手を挙げる姿が本当に楽しそうで安心しました。皆の真剣な顔が印象的でした。

・国語では、音読がとても上手でした。(登場人物)の気持ちを考えるときには、皆それぞれの意見を持っているのだなあと感心しました。全体的に子どもたちは皆、静かに授業に臨む態度でとても良かったと思います。

・おいもパーティーの準備をみんなで知恵を絞り合いながら取り組んでいる姿は、みんな輝いていま した。得意・不得意をカバーしながらしている姿に感動しました。みんなが一丸となって何かをやり遂げるそのプロセス・達成感が今後の教育につながっていくと思います。(同様のご意見4件)

・おいもパーティでは、子どもたちも自分たちで一生懸命作った作品をお店で売ったり、クラスのみんなで協力し合って準備してきたのだろうなという姿が目に浮かび、個々の努力とクラスの仲の良さやまとまりも感じることができました。

・おいもを作り、ふかして食べるという流れを知って食することは、子どもにとって大変興味をもち、時間をかけて育てる大切さも知ることができ、良い体験と思いました。勉強も大切ですが、経験することは、もっと大切であると思います。

・市体育大会は、とてもすばらしいものでした。個人競技も感動しましたが、ダンスでは、他校の子ども達とふれあい、競い合い、自分達の力を出し切っていたように思います。

・親としては、授業も気になりますが、休み時間にお友達と仲良く遊んでいるかも気になるところ

緑の広場でお友達と楽しく遊んでいる姿に安心しました。おいもパーティーでは、普段の子どもたちの様子を見ることができました。妹を仲間に入れてくれたり、気遣ってくれたりする子もいてうれしく思いました。

 

<課題として受けとめたこと>

・授業のはじめと終わりにチヤイムも鳴らし、メリハリをつけてほしいです。(同様2件)

・中休みを30分もとると授業への切り替えが難しい。学校は勉強の場なので周辺の学校のレベルに相当する教育を望みます。

・チャイムが鳴ったら即授業を終了する決まりがあるのでしょうか。区切りのよいところまで進んでから休み時間にしても問題ないと思います。

・1校時と2校時、3校時と4校時の間、まだ授業しているクラスがあるのに廊下が騒がしかったです。

・授業中、教室を出入りしている子がいるのに驚きました。皆が集中して学習できるようにしてほしいです。

・遠足は、勝手な行動をとる子への対処もできるので、父母の引率も視野に入れてほしいです。

・算数は、道具を使うとわかりやすいが、集中できていないと思いました。

・テストは、となりの子のを見たり、雑談をしたりしているのが気になりました。

・体育は準備に時間がかかり、活動時間が短くなったのが残念でした。

・おいもパーテーは、控えめな子がはんこを押してもらえず、かわいそうでした。準備をした後の教室は乱れていました。

 

お答えします

 これまでの「20分休み」では、校舎の構造上、児童の休み時間の十分な確保が難しく、学級や学年の仲間と休み時間を通して仲良く遊んだり、委員会活動に協力しあって取り組んだりすることをしっかりと保障できませんでした。また、今年度より、「ごんたの日」を月2回中休みに設定しましたが、中休みを30分に設定しないと、全校児童の異学年・異年齢の結びつきを強め、連帯感を高めていくというねらいが達成できません。そこで、これまで1校時と2校時、3校時と4校時の間にあったそれぞれの5分休みを中休みに移すことで、30分の休み時間を確保し、全校児童が同時に休み時間を過ごせるようにしました。トイレ休憩や水分補給の時間は、各担任により臨機応変に確保しております。ご理解

いただきたいと思います。

 ただ、ご指摘のように、基本的な生活習慣を身につけるためにも、授業中の学習態度や廊下歩行の仕方に対しては、今後も担任のみならず、学校全体でもきめ細かい指導を心がけ、児童の判断力を育てていきます。

 

<教職員の内部評価から>

 運動会の場合と同様、本校教職員にも授業公開週間についての自己評価を行いました。各項目の結果は、下表のとおりです。

<集計結果>回答数:25 ○表内の数値は実数です A:十分 B:概ねよい C:やや不十分 D:不十分

 

 

評   価   項   目

評  定

 

導計画

1 本校教育目標の具現化に向けて、公開週間の学習内容を適切に設定している。

22

2 目標の実現や季節などを考慮して、公開週間の実施時期・実施日数を適切に計画している。

16

3 児童の実態に応じた学習計画を立てている。

1

4 さまざまな場面を想定して、安全面に配慮した体制をとっている。

1

指導の実際

1 全教職員で、公開週間の目標や指導内容についての共通理解を図り、連携・協働して指導に当たっている。

11

13

2 学校教育目標の具現化に向けて、事前の学習計画に則った指導をしている。

1

3 保護者や「まち」の人の共感を得られるような学習環境を整え、指導に当たっている。

1

 

 

 

1 児童一人ひとりの活動の様子を、多面的・継続的・累積的に評価しながら、指導に当たっている。

1

2 児童や保護者、「まち」の人などから意見を聞き、次の活動に活かす評価の工夫をしている。

11

14

 

 

 

 

3 保護者や「まち」の人からの意見を、適切な方法で情報公開している。

12

1

<教職員の感想より>

・本年度より始まった英語活動を全クラス公開でき、授業の様子を参観していただけてよかった。

 

<考察>

 それぞれの項目において、「十分」あるいは「概ねよい」としている教職員がほとんどです。

 本年度は、英語活動に関するご意見をたくさんいただきました。英語活動は、まだ始まったばかりなので、皆様の貴重なご意見を参考にしながら、改善を重ねてよりよいものにしていきたいと考えております。

 保護者・地域の皆様へは、引き続ききめの細かい情報提供に努めてまいります。