財産

校庭の木々も緑を増し、初夏のたたずまいを見せています。

 2ヵ月たち、それぞれの学級の色が表れ、私も興味深く見ています。学級目標を子ども達と一緒に作り、その目標に向かって連帯感を強めて取り組んでいる様子がとても頼もしく思えます。社会性の弱さが課題とされている今、学級を単位としてめ集団の営みが子ども達の成長を促す力となることに期待しています。“人間関係づくりの学習の場としての学校”の役割を着実に歩んでいる2ヵ月です。

 

5月9日、お天気に恵まれ、無事30周年記念航空写真を撮り終えました。権太坂のGがかけぬけていくデザインで、熱い心を象徴してGを赤にして撮影しました。みんなの力で作り上げたマークが、ずっとよい思い出になることでしょう。最後に、記念実行委員とPTAの方々と共に「キラリ輝け 権太の子」の横断幕も記念におさめました。

 4年生が国語科の授業とからめて、一年間をかけて子どもの手による“30周年記念誌”を作り始めています。 10年後の在校生に“10年前権太坂小学校はこんな学校だったんだよ”と伝える記念誌にしていくそうです。第一弾は[30周年の時代の先生たちの紹介]がテーマでした。子ども達もこのような思いで、自分たちの手で祝おうとしていることは本当にうれしいことです。子ども達と共に創り上げていくこの学校の風土が貴重な財産だとしみじみ感じています。

 

5月28日には、小中交流の一環として境木小学校、境木中学校の先生方に権太坂小学校の授業を全クラスで見ていただきました。中学校の先生たちの迫力に子ども達も少し緊張気味、なつかしい高橋純子先生の姿に少し照れ気味だったり、境木小の寺木校長先生に体育の補助をしていただいたりと、交流ならではの姿が見られました。両方の校長先生から、落ち着きの中でも子ども達に活気があること、板書が工夫されていること、学級目標や学習の約束事がきちんと掲示されていること、学習の見通しや既習事項が掲示され教室環境が豊かであるとほめていただきました。授業後の研究

会では、小学校でどのような内容をどのように学習しているのか共通理解し、中学校の先生たちが小学校に期待することなどが出され、お互いに教育観を共有し合える貴重な場となりました。11月26日には、3校で他校の先生方に境木小、境木中を会場として英語活動、英語科の授業を公開します。共通の目標に向かって、3校が力を合わせますます連携を強めていくよい機会にしていきたいと思います。9年間の育ちを3校の職員全員で見守っていく温かいつながりが、地域の財産として残っていくことを期待しています。