スポーツファイヤー32の練習から   

副校長 新藤 博久

 6月2日(土)に行われる『スポーツファイヤー32』に向けて学校では子どもたちが精一杯練習を続けています。
 
先日行われた1回目の全校練習では、最初に入場行進の練習をしていました。各学年の先頭の児童がプラカードを掲げての入場です。さすがに2年生以上の学年の児童は、プラカードの持ち方も持っている高さもなかなか上手です。でも、ある1年生の先頭の児童は、ちょうど目の高さにプラカードの板があって行進するのに前が見えにくそうです。プラカードを持つ手の指導もありましたが、どうも逆のようです。放送での指示では耳に入らないのかと思いそばによって小さな声で「手の持ち方が逆だよ。」と言いながらそっと持つ手にふれて直してあげようと思いましたが、両手でしっかりとプラカードを握っていてびくともしません。私はそのときその子がどんな気持ちで行進の練習に参加しているのか分かったような気がしました。そして、とてもうれしくなりました。
 応援団やリレーの練習は、早朝や休み時間にも行われています。運動会の各係の仕事は高学年の児童が中心になって実行委員会をつくり、休み時間もなく当日に向けて準備を続けています。
 授業では、1年生から4年生では『ひかりっこソーラン』、5、6年生では『飛翔』の練習に力が入っています。音楽がかかると全員の体に力強さがみなぎってきます。そして、団体演技としての一体感が生まれてきています。
 運動会には、短距離走や団体競技など勝負を競う種目もあります。運動の得意な児童が活躍する場面も多く見られると思います。大いに賞賛してほしいと思います。でも、走ることが得意でない子も、競技に負けてしまう子も精一杯自分の力を出してがんばっていることに大きな拍手を贈り、褒めてほしいと思います。
 ひかりが丘小に来て驚くことがもう一つありました。それは、運動会に中学生が手伝いに来てくれることです。今までの学校ではそのような働きかけを行ってきませんでしたが、すばらしい試みだと思いました。PTAを通してボランティアを募集したところ21人の中学生が名乗りを上げてくれました。きっとその子たちも小学校時代に自分たちで運動会をつくり上げてきたよい思い出があり、その思いが小学校に足を運ばせ、手伝おうという気持ちにさせるのだと思います。
 運動会の演技や競技には、一緒に練習に参加している「土と愛子供の家保育所」の児童を始め地域の保育園や幼稚園の未就学児童、保護者、地域のお年寄りの参加もお願いしています。普段運動から遠ざかっている方も多いと思いますが、けがのないように気を付けて、是非一緒に楽しんでいただきたいと考えております。そして、中学生、保護者、地域の力をお借りして運動会を実施できることに感謝しています。