平成20年度 「全国学力・学習状況調査」の結果から
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H20.4.22 第6学年実施

1 今年度の調査結果概要

(1)教科学習状況調査結果 

<国語・算数結果> 共通の傾向

A問題 「知識」に課題があります。

B問題 「「知識・技能」を活用する力に課題があります

◇よい状況と考えられる内容
◆指導・改善が必要と考えられる内容

〈国語〉

書くこと ◇言葉の使い方について調べ、結果から考えたことを明確に書くこと

     ◆意見文を書くために、2つの意見文を比べて読み、文章全体の組み立
  ての違いをとらえること

読むこと ◇登場人物の特徴や、場面の描写をとらえること

     ◆登場人物の心情と場面についての描写を叙述と関係づけて読むこと

言語事項 ◇5年生までに配当された漢字を正しく読むこと

 ◆5年生までに配当された漢字を正しく書くこと

〈算数〉

数と計算 ◇整数、小数、分数の四則計算をすること

     ◆加法と乗法など、混合した整数の計算をすること

量と測定 ◇基本的な平面図形やL字型の図形面積を求めること

     ◆三角形から長方形に変わる問題から面積の関係をとらえること

数量関係 ◇伴って変わる二つの数量について、関係を表にまとめ変化の規則性
      を読みとること

      式情報を取捨選択し、筋道を立てて考え、示された判断が正しい
      理由を記述すること

(2) 質問紙調査結果 

○朝食の摂取率が高く、就寝時間、起床時間も決まっている

  ○家で予習復習をあまりしない傾向にある

  ○読書をほとんどしないと答えた児童が多い

  ○普段の学習時間が短い(30分以下)と回答した割合が高い

  ○全員が近所の人にあいさつすると答えている

  ○ほとんどの児童が学校で好きな授業があると答えている

2 今後の取り組み

〈国 語〉

○漢字学習に力を入れ、小学校で身につけなければならない漢字を生活でも使えるようにする。
○話す・聞く学習、書く学習、読む学習において、子どもが身に付けた力を自覚し、意識して使えるように、学習の振り返り、まとめの活動を大切にする。

 

〈算 数〉

○自分の考えを言葉や数式を用いて説明できるようにする。考えを書く活動も授業に位置付け、説明することで理解を深めていく学習にする。
○基本的な計算については、繰り返し学習できるよう確実に計算する力を育成する。