全国学力・学習状況調査結果から

 

 2007年4月に第6学年児童を対象に実施されました全国学力・学習状況調査の結果
がまとまりました。この調査結果を踏まえ、今後の本校としての取り組みについてご説明
します。

 なお、今回の調査により測定できるのは学力の一部分であり、学校における教育活動の
一側面にしかすぎません。この調査結果に一喜一憂することなく、児童一人ひとりの生き
る力をつけることに、引き続き取り組んでまいります。

 地域・保護者の皆様には、今後とも本校の教育にご理解・ご支援を賜りますようお願い
いたします。

 

☆本校の調査結果

 1.           教科学習状況調査結果

 全国の結果と比べて、特徴のあるものを以下挙げます。

○よい状況と考えられる内容(全国平均より、かなり正答率が高かったもの)     

●指導・改善が必要と考えられる内容(全国平均より、正答率が低かったもの)

(国語)

話すこと・聞くこと ○話の要点を聞き取り、効率よくメモを取る。
●聞き手にとって分かりやすいスピーチにするために大切なことを理解している。
書くこと ○情報の中から必要な事柄を取り出し、新聞の一部に注意点として書き換える。
○客に対する勧誘の表現や敬意表現を適切に用いる。
読むこと ○二つの文章を比べて読み、共通する書き方の良さや工夫を評価する。
●文章とグラフにまとめられた事実を関係付けて読む。
言語事項 ○当該学年の前の学年までに配当されている漢字を正しく書く。
○調べたい事柄について、辞書を効率よく利用する。
●物語の主人公について一文で書かれた内容を理解し、一文を二文の構成にして書き換える。


(算数)

数と計算 ○三つの分数と小数の中で最大の数を見つけ、数直線上に表すことができる。
○問題の条件を整理して、筋道を立てて考えることができる。
●同分母の分数の加法の計算をすることができる。
量と測定

○円の面積を求める公式を理解し、面積を求めることができる。
○条件を変えた複数の図形で、面積が等しいことの理由を説明することができる。
○地図を観察して図形を見いだし、面積を比較して説明することができる。

図形 ○三角形の三つの角の大きさの和が180°であることを理解している。
○長方形のまわりの長さの求め方を理解している。
●平行四辺形の定義や性質を理解している。
●直角三角形を見いだし、三辺の長さの関係を基に道のりの長短を判断することができる。
数量関係 ○まわりの長さが一定である長方形の縦と横の長さの関係を表にまとめることができる。
○条件を基に、二量を求めて比較することができる。
○式の形に着目して計算結果をの大小を判断し、根拠となる考えを説明することができる。
●棒グラフから数量の大小をよみとることができる。
●棒グラフから数量の変化の様子をよみとることができる。

  

2.質問紙調査結果全国の調査結果と比べて、特徴のあるものを以下挙げます。

携帯電話で通話やメールをしている児童が多い。

・学校の授業時間以外に、長い時間勉強している児童が多い。

・学習塾に通っている割合が高い。

・家の人と一緒に運動したり、学校での話をしたりする割合が低い。

・新聞やテレビニュースに関心があったり、世の中の出来事に関心があったりする割合
 が高い。

・地域の行事(清掃活動を含む)に参加している割合が低い。

 

今後の取り組みとして

国語

 他の領域に比べて、「話す・聞く」の力が弱いので、国語に限らず他の教科・活動の中で
も「話す・聞く」活動を多く取り入れていく。また、集中して聞くことができるようにす
るために、児童が聞くことの必要性を感じられるような活動を増やしていく。話すことに
ついては、少しでも機会を多く作るようにし、言葉を使ってわかりやすく自分の考えや思
いが表現できるよう、指導していく。

 

算数

 全体的に、計算よりも操作を伴う活動を苦手とする傾向が出ているため、図形の学習に
力を入れること、さらに社会科や理科でもグラフの読み取りを積極的に取り入れるなとし
ていく。

 計算の中では、分数についてやや苦手としているので、継続して繰り返し指導していく
ことで、定着を図りたい。