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人権は、だれもが安心して豊かに、自分が自分として生き生きと生活する上で不可欠なものです。人権がすべての人に保障されるためには、一人ひとりが自分をかけがえのない存在として思えるようになること、ひいては他の人も同様にかけがえのない存在として尊重したいと実感できるようになることが必要です。自分を肯定的に認め、自分に自信をもち、自分を価値あるものと誇れることは、人権の基礎をなすものです。
人権教育は、教育を受けること自体が基本的人権であるという大原則の上に成り立っています。学校・学級の在り方そのものが、人権教育の基盤となります。この基盤づくりは、教職員一人ひとりの意識と努力により、即座に取り組むべきものです。日吉台小学校ではこれまでも、人権教育の推進に努力して参りましたが、今年度は学校だけでなく、家庭や地域と連携し、ともに創る日吉台として「思いやりの心をもち、お互いのよさを認め合おうとする子の育成」に努めて参りたいと思います。
だれもが安心して豊かに、自分が自分として生き生きと活動できる学校や「まち」をめざす「人権尊重の精神を基盤とする教育」を推進するにあたって、以下のような視点をともに共有し、学校・家庭・地域が連携し、その具現化に努めて参りたいと思いますので、ご支援ご協力をお願いいたします。
《自分が大切にされていると感じることができる環境》
自分の大切さとともに他の人の大切さを認めることができるようになるためには、子ども一人ひとりが、自らが一人の人間として大切にされている、という実感をもつことがまず必要です。大切にされているという実感をもてるようになると、自己や他者を尊重しようとする感覚や意志が芽生え育ちます。
《自己肯定感の育成》
自己肯定感とは、自尊感情を育むための基礎的な力です。「私は大切な人間なんだ」という自己肯定感を育成するためには、共感しながら話を聞いたり、「がんばっているね」「ありがとう」といった言葉掛けをしたり、甘えていいときには十分甘えさせたりすることが大切です。生きていく上で、自己肯定感を育成することが一番大切です。
《自尊感情の育成》
仲間づくり・集団づくりとの関係では、集団の中に子ども一人ひとりが、自分にとっての居場所を実感できるようになることが大切です。居場所を実感できるようになると、仲間同士の絆が育まれ、自尊感情や他者への思いやりが育成されます。自尊感情や他者への思いやりを育成することは、差別を許さない人権感覚と具体的な態度や行動する力を身につけることにつながります。
《子どもの自主性を尊重した指導》
具体的な指導に当たっては、子どもの発達段階に応じるとともに、自主性を尊重し、指導が一方的なものにならないようにする必要があります。子どもの自主性を尊重した指導を通して、子どもが課題意識をもって、自ら考え、主体的に判断するような力や実践的に行動するようなカを身につけることができます。
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