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長い夏休みが終わりました。最後の一週間は天気が思わしくなく、気分も湿りがちでしたが、40日以上の休みを、子どもたちは楽しく充実して過ごしたのではないかと思います。
この夏休み中には北京オリンピックが開催されました。4年に一度の世界的なスポーツの祭典であるオリンピックは、約2週間にわたり、毎日テレビ放映されました。きっと子どもたちの中にも、いろいろな競技に興味をもったり、あこがれの選手を見つけたりした子がたくさんいるのではないかと思います。国民の期待に見事にこたえてメダルを獲得した選手もいれば、期待がプレッシャーとなって力が発揮できなかった選手もいましたが、自分の目標に向かって懸命に努力してきたこと、それには、家族をはじめ周りの多くの人の励ましが力になってきたこと、この2つはどの選手にも共通していることです。オリンピックを見た子どもたちが、夢と勇気を少しでももってくれたらいいなと思います。
夏体みは、子どもたちに直接体験をさせるいい機会でした。家族で旅行に行って自然にふれあったり、ものづくりをしたり、と何かしら機会があったのではないでしょうか。実際にふれてみる、やってみるということはとても大切なことです。今の子は間接体験による知識が先行して体験的知識が欠乏しています。体験的知識に欠けるということは、生活の知恵にも欠けることであり、応用力とか工夫力の欠如にもつながることでもあると思います。
ふだんから子どもにさせたいことは家の手伝いや仕事です。今の子どもたちは家の手伝いや仕事をしなくなりました。いや、「親がさせなくなりました。」といった方が正しいのかもしれまぜん。これはとても問題です。高学年になっても、食事の後片付けが手際よくできない、自分の布団を敷いたりたたんだりできないという実態は、宿泊体験学習などで自の当たりにします。家族の一員として自立さぜていくことを考えると、家での生活、集団での生活に必要な基本的なことを小学生のうちに身につけさぜておくことは、漢字を覚える、計算ができる以上に大切なことだと考えます。
子どもはこうした生活体験を積むことによって成長します。根気よくやり方を教えていけば上手にできるようになります。技術が高まれば、それが一つの自信になり、やる気も起きてきます。何より、この仕事は自分の仕事と、単なるお手伝いという意識から変わってきます。そうすればしめたものです。まずは、「自分のことは自分でできるように。」という観点から取り組んでみたらどうでしょうか。
さて、今日から夏休みをはさんでの前期後半のスタートです。夏休み作品展も開催されます。子どもたち一人ひとりの夏休みの成果や成長の様子を目にすることができるのを楽しみにしています。
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