主題設定の理由〜「生きる力」「学校教育目標」の具現化
本校では平成8・9年度,「人権教育」の視点で,思いやりの心をもった仲間づくりに取り組んできました。集団の中で人権が尊重されるならば,どの子も安心して個性を伸ばし,主体的に学習し,他の子を思いやる豊かな人間性を身につけることができると考えました。自他の人権を尊重し合いながら活動しようという意識が増したと思われます。
平成10年度は,もっと主体的・創造的に自分自身を発揮してほしいという願いから,「表現力の育成」に重点をおいて活動しました。表現方法の多様化をみることができました。
様々な人たちや自然,事物・事象などとのかかわりの中で,子ども自身が課題を見つけ,自分なりの表現で活動を計画して,その実現に向かって粘り強く活動する力をさらに身につけるようにと願いました。これらの活動をする姿こそが自分らしさを生き生き発揮している姿ととらえることができると考えました。
すなわち,「他とかかわり合う力」「問題解決力」「自己決定力」とが育まれることによって「自分らしさを発揮できる」と考えました。平成11年度はこれら3つの力の中から,「表現力」の育成に重点をおいて研究を進めました。研究の過程でこれら3つの力は互いに深く絡み合っており,常に関連づけて考えていく必要性を感じました。そこで,平成13・14年度は「問題解決力」の育成を重点に研究を進めました。
平成15年度・16年度からは,本校教育のあるべき姿を模索し,その姿を求めていくことも考え合わせながら,他を認め豊かに成長し合えるかかわりを築き上げるなかで,自分から課題を発見し解決する力を育てるために「他のかかわりの中で,自分らしさを発揮できる子の育成」を研究主題に設定しました。
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