学校だより 5月号〜平成13年5月1日
人とのかかわりを大切にするために
学校長 大澤眞治郎
萌えるような若葉が一斉に樹木をおおい,大空には大きな鯉が泳ぎ,私たちの心に生きることのすばらしさを感じさせてくれる五月。
日光修学旅行の下検にいき,新緑におおわれた日光の大自然を観て感動してまいりました。桜が満開で新しい息吹が山全体をおおい,世界遺産である日光東照宮をはじめ各種の建物と調和しての美しさ,すばらしさはなんともいえないものでした。この美しさ,すばらしさを是非とも6年生に実感してきてもらいたいと思います。
春は,新しい息吹が芽生えるように一年の中でも心が湧き立ち,何事にも積極的に取り組もうとする心構えができています。ですから,その5月にたくさんの行事を設け,充実した活動になるよう計画しています。主なものとして宿泊体験学習をはじめ,遠足,スポーツテスト,健康診断等です。きっと,これらの活動を経験して心豊かに大きく成長すると思いますし,自分自身の生き方や人とのかかわり方を学ぶよい機会にもなると考えています。
さて,ある新聞のコラムに「不易流行」ということが載っていました。この「不易流行」は俳人松雄芭蕉の俳諧の基本理念だそうです。「不易」は永遠性,普遍性。「流行」は時代とともに変化する流動性をいうそうです。教育の世界も似ている訳で,いつの時代も変わってはならないものと時代とともに変わるべきものがあるということです。その中で,特に変わってはならないものに『人や自然を大切にする心を培うこと』『基礎基本を徹底的に教えること』とありました。学校というところをもう一度原点に戻って考えてみると,まさにこの点を念頭において教育活動を進めていかなければならないと思いました。時代とともに変わるべきものについては,社会の要請もあり,教育課題として取り組んでいるので脚光を浴びる傾向にあります。しかし,原点であるべき不易の教育活動が甘くなっては何にもならないと思います。
日頃,子ども達の様子を見ていて感じることですが,友人とのかかわり方を上手にできない姿が,多く見られることです。これは,大人の社会の縮図といってもよいかもしれませんが,人とのかかわりの少なさから生まれてくるものと思います。学校生活は集団で生活をしますから,人とのかかわりを学ぶ場でもあります。当然,トラブルも起こり,精神的苦痛を受けることもあります。その時,どう解決を図っていくかが大切になる訳で,それを学校だけですべて解決することはできません。解決を図るために,家庭と学校が理解と協力の下に進めていかなければならないと思います。これらの解決の過程の中で,子ども達は多くを学び成長するものと思っています。
あるクラスでのことです。新しく買った道具の表面が知らないうちに切り取られ悲しい思いをさせられたのですが,その行為を重大な問題としてクラス全体で考え,心温まる修復をみんなでしたそうです。辛い思いの心が癒され,クラスの絆が深まったようです。ただこの背景には,温かく対応してくれたクラスに感謝し,残念な行為をした子どもの心がもとに戻るようにと願う保護者の深い理解があったからです。これからも手を携えて歩んでいければと願うところです。
4月16日に緑警察署へ行って来ました。署長さんより「防犯功労賞」の盾をいただきました。これもひとえにPTAの校外委員会を中心としたみなさんの努力のたまものと思います。なお,盾は,校長室に飾ってあります。今後とも「防犯」に「交通安全」によろしくお願いします。
☆ 職員登校班指導 ☆
4月23日(月)〜28日(金)の期間中,職員登校班指導を行いました。班長のリードのもとに真剣に行動している様子にたのもしさを感じました。保護者の皆様方のご支援のお陰だと感謝申し上げます。今後とも指導してまいりますのでよろしくお願い申し上げます。
☆1年生を迎える会
校門の桜やチューリップ・パンジーの花が咲きほこる中,1年生の皆さんの入学式がとり行われました。また,4月16日(月)には,素晴らしい天気の中,1年生を迎える会が行われました。6年生のお兄さんやお兄 さんといっしょに入場して,ゲームや歌・プレゼントなどの楽しい会になりました。
〜新入生の感想から〜
○ プレゼントがきれいにつくってあって,うれしかったです。
○ じゃんけんでまけたけど,ゲームがたのしかったです。
○ ペンダントをもらって,すごくうれしかった。
○ じゃんけんれっしゃで,いっぱいくっついたのが,おもしろかった。
○ 2ねんせいからもらった あさがおのたねをうめるのがたのしみです。
○ みんなで「さんぽ」が歌えてうれしかったです。
○ おにいさんやおねえさんとあそべてうれしかったです。
○ じゃんけんれっしゃが たのしかったです。