3月号
学校便り
市ヶ尾小学校の教育を語る会へ のご参加ありがとうございました。
かけがえのない自分
 22日(金)に市ヶ尾小学校の教育を語る会が、多目的室で開かれました。
 保護者、児童のアンケート、来年度に向けての取り組みの報告をもとに、グループにわかれての話し合いを持ちました。そこでは、貴重な意見をいただきました。ありがとうございます。
 来年度のことについては、保護者、児童のアンケートおよび職員の自己評価をもとに今話し合いを続けています。今回いただいた意見も、これに加える予定です。
 5月に予定している学校説明会では、改善したことも含めて、学校の平成20年度の取り組みをお知らせ致します。
 校長室の前にある紅白の梅の木も満開になり、春もそこまできていると感じられます。今年は全国的にインフルエンザが長期的にわたり流行ったようですが、幸い、市ヶ尾小学校では欠席児童も少ないまま現在を迎えています。
 
 さて、4月に入学した1年生はしっかりと学校生活にとけ込み、昨日行われた幼稚園児、保育園児との交流ではお兄さんお姉さんぶりを発揮していました。2年生以上の子どもたちも、この1年間様々な体験を成長の糧として一回り大きくなったように感じられます。とりわけ6年生は、先日東京見学に一緒に行きましたが、すっかり大人びてきていると感じられました。残り少なくなった小学生生活を十分楽しんでほしいと思っています。

 10年ほど前から教育現場の中で「自尊感情」、「自己肯定感」といった言葉を聞くことが多くなってきました。これは、いじめ問題や自傷行為をはじめとする「心の問題」が、なかなか解決に至らないでいる現状から出てきていると考えられます。私は、自分自身を「かけがえのない自分」として実感できないでいる人が増えていることも一因であると考えています。
 人は皆、マイナスの部分と共にプラスの部分も持っています。一人一人の子どもが自分の持つプラスの部分を実感することが大切です。周りの人に頼りにされていると感じたとき、誰かに愛されていると感じたとき、自分自身の素晴らしさに気付いたとき・・・様々な場面で「かけがえのない自分」を感じることができると思います。自分がかけがえのない存在であることに気付くことにより自分を大切にします。そして、周りの人も大切にしようとします。さらに、「かけがえのない自分」の生き方も真剣に考えるようになります。時々、子どもの口から「どうせ私なんか○○○○○」といった言葉を聞くことがあります。○○○の中には、「何をやってもだめなんだ」など、自分自身を否定的にとらえたときに使う言葉が入ります。このような状態は子どもにとって大変辛く苦しいものです。学校でもまだまだ不十分かもしれませんが、子どもに対する言葉かけ一つにも気を配り、市ヶ尾小の子どもが「かけがえのない自分」を実感できるようにしたいと考えております。

 この3月が、新年度の生活によりよく繋がる月になるように職員一同留意していきます。一年間を通じて本校の教育活動にご理解、ご支援下さいました保護者の皆様、そして地域の皆様に厚く感謝とお礼を申し上げます。