学校だより 9月号


夏休みの体験を生かします

校長  笠間信行 

今年の夏休みも、犬山小の児童は様々な活動を行ってきました。今回は、この一部を紹介いたします。
 1つ目は、水やり活動の話です。2年生は、サツマイモの水やりを毎日行いました。ツルもよく伸び、秋の収穫が楽しみです。4年生は、毎日2・3人がツルレイシの水やりで登校しました。夏休みの始めは30cmほどだった草丈が、171cmにもなりました。5年生は、稲と朝顔の水やりをしました。特に、稲の茎は太くなり、本数も増えました。また、個別級の水やりは、のべ11日になりました。そして、多い日にはトマト20個、ナス3個、ピーマン1個、キューリ2個の収穫がありました。
この水やり活動を通して、自然の素晴らしさを実感した児童もいたと思います。

 2つ目は、水泳大会の話です。今年の大会は、犬山小を会場に、矢沢小・野七里小・上郷南小の児童が集まって行われました。犬山小の参加児童は20名でした。スタートの時に緊張でいっぱいだった子が、泳ぎ終わった時に見せた笑顔はすてきでした。この大会では、自分の記録が2秒・4秒と縮まった児童もいました。また、本校から市の水泳大会に参加した児童も4人いました。本気で取り組むことを通して、「自分もやればできる」と実感した児童もいたと思います。
 3つ目は、夏休みの始めと終わりに行ったサマースクールの話です。夏休みをより有意義に過ごしてもらうため、水泳指導の他に「パソコン教室」「学習相談・教育相談」「パソコンルームの開放」「図書室の開放」を行い、たくさんの児童が参加しました。自主的に取り組むことを通して、学ぶ楽しさを実感した児童もいたと思います。
 この他、はまっ子やスーパータッチに参加した児童もたくさんいました。地域のお祭りに参加していた児童はみんな生き生きしていました。家でお手伝い
や継続観察した児童、家族と協力し合った児童、旅行でいろいろ体験した児童等々一人ひとりがそれぞれ充実した夏休みを過ごしたことと思います。

 これからの教育は、子ども一人ひとりが、自分の課題をしっかりもち、自分なりの方法で解決していく力を大切にします。学校では、この夏休み中に児童が体験したことを生かして、教育活動を進めていきたいと思っています。

がんばりました 夏休み

低学年の子どもたちも,高学年の子どもたちも,それぞれのめあてに向かって水泳をがんばりました。


今年のサマースクールでは,算数の勉強をがんばる子も大勢いました。


スーパータッチの大会に向けて, 暑い体育館で練習に励みました。


地域で行われる「敬老の集い」に参加するため,ソーラン節の練習もしました。この会には,音楽クラブの鼓笛隊も参加する予定です。