感謝の心を忘れずに
 
− 本年もよろしくお願い申し上げます。−
 
校長 鈴木 潔   
 

 体育館裏側に竹林があります。学校の豊かな教育環境となっているこの竹林は旬の季節には筍ご飯でのお楽しみ給食や竹カスタネットを作り運動会の演技(3年生)に華を添えるなどに利用しています。創立当時よりの貴重な竹林ですのでその適正な生育のためには整備が必要です。地域の皆様に相談にのっていただいたところ、快くお引き受けいただき、昨年11月に勝田町内会の12名の皆様に整備をお願いしました。
切り倒された竹の枝払いの様子を6年生や1年生が見学しました。4年生は切った枝を片付ける手伝いをしました。枝払いや竹細工にする鮮やかな手さばきの様子に見入り、感心していました。のこぎりを使って、竹を切る体験もさせてもらいました。
整備にあたって、当初は土・日曜日の休日の予定でしたが、皆さんにとっては忙しい平日にやっていただけないかと無理をお願いしました。竹林をきれいにしてくれる地域の皆様の姿を子ども達に見せる必要を感じていました。地域の皆様の学校や子ども達への「思い」や「心」を子ども達に感じ取ってもらいたかったのです。関わっていただいている地域の方々の存在を知ることで「感謝の心」を育みたいと考えました。自分のため、あるいは自分たちのためにいろいろなことをしてくれることを当たり前なこととして受け取りがちな子ども達にとって、目に触れることなく竹林の整備が進んでしまうと、「思い」や「心」が見えません。それは良くないことと思いました。作業は、月曜日の朝会で皆さんをご紹介してから開始していただきました。             
 勝田小学校の子ども達への地域の皆さんの「思い」や「心」は、竹林の整備に限りません。登下校時や放課後の見守りを毎日していただいている多くの地域の皆さんも、きっと同じだと思います。「のびる竹の子 勝田の子」(校歌)への応援だと思っています。

 パワーアップ委員会の6年生が感謝の集い(学校での全校集会)で、こうした地域の皆さんの気持ちに対し、心を込めて次のような言葉を送りました。

 感謝の集いには来られていませんが、忘れてはいけない人達がいます。それは地域の方々です。地域の方々は、暑い日も寒い日も風の日も交通安全と不審者に遇わないかどうかを見守っていてくれています。地域の方々に会った時には、
『ありがとうございます。』を言いましょう。そして地域の方々に感謝の気持ちをもちましょう。

 平成20年度は勝田小学校も40周年を迎えます。大きな節目を祝う年です。人との関わりの中で、いつでも感謝の気持ちを忘れない年にしたいと思います。 本年も学校へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。             
 
校長メッセージ −学校だより「のびるたけの子」平成20年1月号より−