富士のごとく 自分のすそ野を広げよう
学校長 熊田 松雄
あけまして おめでとうございます。
本年も子どもたちの健やかな成長を願って、職員一同、力を合わせて精一杯の努力をしてまいります。ご支援の程よろしくお願いいたします。
正月晴れ。自宅から富士山がよく見える。雪をかぶった富士の山がくっきりと目の前に見える。嗚呼(ああ)、なんといいんだろう、思わず見とれてしまう自然の美しさには不思議と人元気にさせる。 富士山がなぜ日本一高い山になったのか、それは富士のすそ野の広さが日本一だからだという。この広大なすそ野があればこそなのだ。
人生を一つの山にたとえると、山のすそ野は子ども時代にあたる。広い広いすそ野づくりは、今、この子ども時代の過ごし方にかかっているといっていい。あの旺盛(おうせい)な活動力、豊富な空想力で子ども時代をエンジョイさせたい。「地」に触れる。「人」に触れる。「命」に触れる。多様な遊びや学び体験の中で、日々、あっちにぶつかり、こっちにぶつかりながら子どもは自分のすそ野をどんどん広げているのだ。どの子にも天までとどけとばかりグングンと伸びいく力を持っている。 そのエネルギッシュな子ども力を直(じか)に感じるにつけ、そばにいる大人として、教師として、ともに学び、ともに遊び、ともに喜び、ともに悲しむことの大切さを知る。子どもを笑う教師にはなるまい。子どもとともに笑える教師でありたいものよ。その教師がかもし出す目に見えぬ香りが、ほとばしる火花が、子どもたちを感化するのだ。
新年、新たな思いをもつ。あこがれの山を前に自己の足らざるを感じ、日々精進あるのみ。まだまだ発展途上、自分のすそ野をひろげたい。