学校だより 11月

   

かかわる

 副校長   益田 正子
 
 先日プールへ行きました。その日は混んでいて、「長く続けて泳ぐコース」には、1コース6人が入って泳がなければなりませんでした。ペースの違う人々が同じコース内を折り返しながら続けて泳ぐのは簡単なことではありません。リズムが狂うので途中で止まりたくないし、誰もが自分のペースで泳ぎたいと考えていたでしょう。
 仕方がないと覚悟を決めて泳ぎ出しました。しかし、驚いたことにその日は、数十分間誰も待つことなく泳ぎ切ることができたのです。一瞬だけ立ち止まって後ろの人をやり過ごす、前の人に追いつかないように少しだけペースを緩めるというように、言葉は無くても、一人一人が一緒に泳ぐ人たちのことを考えながら泳いだからこそうまくいったのでしょう。  

 ある日の教室風景です。

  Aさんがメモを読んでいると、Bさんが横からそれを取りました。Aさんは、
 Bさんを蹴り、Bさんは泣きました。
 
この2人の児童の間には、言葉のやりとりがなかったようです。2人の話をよく聞いてみると、それぞれの言い分があります。

A:「教室に落ちていたメモを拾って、何かなと思って読んでいた。」
B:「そのメモ用紙は、私のなのに読んでいた。」
A:「急に取られらて、むかついたから蹴った。」
B:「(自分のメモ用紙を取っただけで)私は何もしてないのに蹴られた。」

 最近、このようなけんかが子ども達の間に増えてきているように感じます。このようなけんかに出会うたび、相手の立場を考えられるようになることが、成長するということなのだとつくづく考えさせられます。

 昔の赤ちゃんに比べると、最近の赤ちゃんは親と対面する時間が減っているという新聞記事がありました。布オムツが紙オムツになりオムツ替えの回数が減ったことなどがその理由に挙げられていました。親が微笑むと赤ちゃんも微笑み返すように、親の表情を見ながら赤ちゃんは、相手の喜怒哀楽をよみとっていくのでしょう。対面しながら子どもの話を聞いてあげたり、事の善し悪しを諭したりすることの大切さを感じます。親とのかかわりは子どもにとって、人と人とのかかわりの原点と言えるかもしれません。
 
 「かかわり方」を身に付けられるようにするために、学校でも様々な機会をとらえて、教職員が児童とじっくり向き合って指導を重ねてまいります。
  

深まる秋・・・

   
正門にあるジャブジャブ池にて
落ち葉に乗っているヤゴ発見 ヤゴの姿をはっきりととらえました。 タニシもいます
他にもこんなところで・・・
彼岸花も咲いていました。 職員室横のナツメにも実がつきました。
(すべて10月上旬撮影)
  

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