学校だより 6月

   
鳥たちから学ぶ
副校長 益田正子
最近の子どもは、カラスとスズメとハトしか知らないと言われますが、上末吉小学校の校庭には、メジロ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハクセキレイ…と1年中様々な鳥がやってきます。つい先日も、3年生と4年生の男の子が東芝門の所で、
「そこにオナガがいるよ。僕の家にも前来たけど、木を切っちゃったら来なくなったの。」
と、教えてくれました。

 気持ちのよい青空にツバメが飛んでいます。銀行まで、下校中の1年生と一緒にバス通りを歩いていくと、1ぴきのツバメが、ビルの1階の駐車場にスーッと入っていきました。追いかけてのぞき込むと、駐車場の天井の隅に巣を作っているようです。
 毎年この時期になると、上末吉小学校では、体育館にハトが入り込み、糞を床に落とすので困っています。侵入路は塞いであるのですが、ほんの少しの隙間から入り込んでしまうことが分かったので、今年は、さらにその隙間を塞ぎました。出入口がなくなり、ハトはしばらくそこで鳴いていましたが、今度は、窓から入ってくるようになりました。子ども達が体育の学習をしている間ハトは外にいて、終わると窓から入ってきます。初めは手を叩けば出ていったものが、もっと大きな音を出さないと動かなくなりました。体育館の中でハトは、とうとう卵を産んでしまいました。ハトとの知恵比べは続きます。
 一方、カラスも巣作りに一生懸命です。東芝門のケヤキの小枝が地面に散乱していたり、第1校舎の裏にハンガーが落ちていたりするのを目にするのもこの時期です。きっと兜塚まで運ぶ途中に落としてしまうのでしょう。

 ハトは、なぜ体育館に入って来るのでしょう。なぜツバメはビルの駐車場の中に巣を作るのでしょう。ツバメやハトやカラスの人間にとってちょっと困った行動も、見方を変えれば、卵や雛を守るために一生懸命な鳥たちの姿であることを子ども達に伝えたいと思います。
 本校は、過去に「神奈川県愛鳥モデル校」の指定を受けています。その愛鳥憲章の一部に、次のようにあります。
 わたしたちは、野鳥から生命の尊さを学びます
 わたしたちは、野鳥から環境を守ることの大切さを学びます


正門前の紅梅と白梅


赤く色づいています・・・


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