学校だより「かみやま」11月号より冒頭の文を掲載します
一年生の教室からは「くじらぐも」を音読している声が耳に届き、三年生の学級からは「三年とうげ」が、六年生の学級からは「やまなし」の情景について話し合っている様子が目に入ってきました。
“錦秋”の言葉をもって表現されるこの季節、国語教材の中に表現されている色彩を、日一日と変化していく樹々の様子と重なり合わせ、季節の中に身をおいての学びの風景が校内の至る所に見られます。
10月17日、5年生が農作業体験学習の一環として、四季の森公園の田圃で稲刈りを行いました。

5月の代掻き見学に始まり、田植えの体験や、その後の稲の成長を観察し、お世話いただいている「稲作作りの会」の皆様方の話を聞き、案山子の製作を経て、当日を迎えました。
一人ひとり鎌を持ち、自分たちで植えた稲の成長を喜び、お世話いただいている会員の皆様方に感謝して、丁寧に作業を進めていました。
稲刈りを終えて、帰校してきた子ども達は、満足感いっぱいの表情で、稲刈りの報告を楽しそうにしてくれました。
また、稲穂の成長を見守った案山子3体は、昇降口に飾り、今度は子ども達の成長を見守る役目としてみんなに紹介しました。
給食ホールには、各学級の子ども達の「手形」の作品と、運動会でお披露目した「かみやまる」が飾られています。
これは創立30周年事業の一つとして、みんなのお祝いの気持ちを表そうと「なかよし委員会」で企画され、飾り付けていものです。
新しくなった校舎の外壁の色ともども、来校者の皆さん方の目を楽しませてくれています。
今後、11月11日の記念式典の当日に向かって、創立記念の一色に染まっていくことと思います。
秋季休業期間中の教職員研修では、臨床心理士の先生を講師に招き、講義やグループ学習を通して、現代社会の様々な環境の下にあって、子ども達を育むための視点を新たに発見し、視野を広げ、後期での子ども達との出会いに備えました。
創立20周年の時に植えられた栗等の樹々が実をつけて、子ども達の目を楽しませてくれるこの時期、教職員としての成長が、子ども達との“響きあいの学び”に、さらに磨きがかかっていくことを願っています。
一つひとつの事象も、違う方向から見ると、また、ちょっと味わいのあるものに見えてくるものです。その視点で読んだ新聞記事の一部を紹介します。
○神奈川は童謡の宝庫という。
横浜港でハワイに向かう船を見送っていて作詞された「かもめの水兵さん」。小田原生まれの「めだかの学校」。御殿場線を走る「汽車ポッポ」…(中略)
「赤い靴」は横浜・山下公園で記念像が海を見つめている。米国人宣教師の養女となった少女きみちゃんは米国へ行くことなく9歳で結核で死んだ。悲しい実話に基づく。
列車の中で誕生したのが「みかんの花咲く丘」。小田原を過ぎたあたり、下り車窓から海とミカン畑を望み、作曲された。「夕焼け小やけ」の作詞者中村 雨紅は後に厚木実科 高等女学校(県立厚木東高校)の教師となり後半生を厚木で過ごした。(神奈川新聞コラム「照明灯」よりH15. 6.30)