学校だより「かみやま」10月号

学校だより「かみやま」10月号より冒頭の文を掲載します

教え、教わる中でつなぐ「ふるさと」意識               校長 田上 恭孝

 「ここに学び ここで遊ぶ ここがふるさと 上山の子!」
 学校教育目標が残暑の空に響き渡って、この言葉を合図に児童代表、来賓、近隣の方々の手によってくす玉が割られ、第32回秋季大運動会が開幕しました。


 二学年合同で完成させた「団体演技」。
 各学年ブロックでは、秋雨等の悪天候が続き、練習時間が限られる中、熱心な教職員の指導の下、子どもたちも常に演技のイメージを膨らませ、一生懸命に演技練習や隊形移動等に取り組んでいました。
 この練習風景の中で目にした一光景です。
 なかなかリズムがとれない下級学年児童がいました。これを見た上級学年児童は、前年の振り付けを体得した自分の体験から、立ち位置とリズムの関係を、まずは、自分の演技を見せてワンフレーズずつ押さえて教えることから始めて、少しできるようになると「そう そうだよ!上手 上手だ!」と熱心に激励していました。
 教わる下級学年の児童も、リズムをうまくとらえて振り付けが決まってくると、もう夢中になって「見てて、もう一度やるよ!」目を輝かせて演技の完成を目指していきました。
 こうして迎えた運動会当日。見事に決まったフィナーレでは、全員の観客の方々からの大きな大きな拍手に包まれました。
 「私、6年生になったらソーランやるんだ!かっこいいねぇ!!」1年生が思わずもらした声が聞こえてきました。
 最高学年ブロック児童が全校の「あこがれ」となった瞬間です。
 この瞬間にたどり着くまでの子どもたちの努力の裏には学年を越えた「教え、教わる」関係があり、本校の伝統となった「演技伝達の中に見るふるさと意識」がもたらした教育効果の素晴らしさを感じ取りました。
 また、運動会終了後、テント・用具等の会場片づけには、観覧の皆様方のご協力を頂き、素早く後かたづけができましたことに心より感謝申し上げます。

 季節は、中秋から錦秋へと移ろっていきます。
 学校裏手の畑では、1年生が観察の終わったアサガオに代わって、ミニダイコンやカブなど秋野菜の種まきの学習を開始していました。
 アサガオの種は、来年度の新一年生のために大切に保存しつつ、次の季節に成長する野菜の観察へと学びの歩みを進めています。
 前期から後期へと移っていく中、「ふるさと意識」をテーマに、さらに豊かで魅力溢れる教育活動を創りながら取り組んで参りますので、ご支援、ご協力をお願いいたします。

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