学校だより「かみやま」3月号

学校だより「かみやま」3月号より冒頭の文を掲載します

   日本の伝統や文化を大切に             校長 粂(くめ) 由利子(ゆりこ)

 寒い日が続きながらも、梅の花が咲き、春はもうすぐそこまできています。
学校では今年度のまとめに入り、来年度の準備に入るところです。6年生とお別れする日が近づき、少し寂しい気もしますが、6年生には中学校での楽しい生活が待っています。
また1年生から5年生も進級し、新たな気持ちで一年が始まります。3月は、そんな気持ちが入り混じった季節ですね。
 さて、上山小学校の昇降口に、今年もおひな様を飾りました。
ひな祭りが近づいています。
 このおひな様は、地域の方のご好意でいただいたそうなのですがとても立派で素晴らしいものです。私は、最近おひな様を飾っていませんでしたので、とてもうれしい気持ちになりました。
 日本の伝統とも言えるおひな様ですが、昔ほどどこの家でも飾るというものではなくなっていますね。ひな祭りに限らず、最近は、バレンタインデーや、ハロウィン等といった外国のお祭りも入って来たので、日本の古くからの季節のお祭りが、さらりと過ぎてしまうのかもしれません。でも、桃の花が咲く頃になると、おひな様というように、季節を感じる行事はいいものですね。
 
 先日、3年生と一緒に、上山の敬老会の方たちとの交流会に参加しました。お手玉、おはじき、百人一首など、日本の古くからの遊びを体験してきました。お年寄りの方たちの手さばきは素晴らしく、子どもたちもその動きを目で追いながら、何とか上手にできるように頑張っていました。
 私も、小さい頃お手玉を母に作ってもらい、母に教わりながら、お手玉の歌に合わせてよくやっていました。おはじきは、友達と誰が一番取れるか、競争しながらやったものです。 3年生の子どもたちが遊ぶ様子を見ながら、ゲーム機で遊ぶより手先が器用になるのではないかななどと思ってしまいました。
 何でも昔の物が良いなどとは思いません。便利になって良かった物もたくさんあります。でも日本古来の伝統や文化を子どもたちに受け継いでもらいたいとも思います。

 本校の地域では、お祭りや、昔からの行事が続けられ、子どもたちが沢山参加していると聞いています。地域のみなさんのおかげで、子どもたちは身近に日本の伝統や文化にふれることができているのではないかと思います。教室の机の上で国語や算数などの勉強をするだけでは、豊かな人間性は育ちません。日本の伝統や文化を尊重し、そられをはぐくんできた国や郷土を愛する心をもつことも大切ではないでしょうか。これからも、様々な日本の伝統や文化にふれる機会をつくりたいと思っています。

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