学校だより「かみやま」10月号

学校だより「かみやま」10月号より冒頭の文を掲載します

創立32周年を迎えて                         校長 粂 由利子

 いよいよ前期ももうすぐ終わります。子どもたちは、夏休み明けに今までの学習を見直し、前期のまとめをしました。「あゆみ」には、頑張ったところやこれからさらに頑張るところが記されています。ぜひ一年の目標を立て直し、気持ちも新たに後期を出発してもらいたいですね。 「あゆみ」は、他の人と比べるものでなく、自分自身をさらに高めるためのものとして見ていただければと思います。  


 さて、上山小学校は、10月8日で創立32年を迎えます。 今年は、校庭整備が夏に行われ、運動会後には門扉の改修が予定されており、創立32年目を迎えて、学校生活がさらに充実していくでしょう。学校の設備も、30年を超えると改修しなければならない所がたくさん出てきます。たくさんの学校がある中で、本年度上山小で、大きな設備改修が行われたことを幸せに思います。常に進歩を続ける上山小として、これからも努力して行かなければと、創立記念日を前に決意を新たにしています。 しかし、上山小は設備の充実だけに力を入れているわけではありません。本年度は、本校の重点研究に道徳教育を取り上げ、豊かな心の育成にも力を入れています。 豊かな心の育成とは、感動する心・生命を大切にする心・他を思いやる心・社会に貢献しようとする心など、心を豊かに育むための教育です。豊かな心は、週一回の道徳の時間の指導だけでは、決して育てることはできません。全教育活動を通して育てる必要があります。毎日の朝の会や帰りの会も大切にしています。掃除の時間や給食の時間、休み時間も、子どもたちの心の教育の場になっています。もちろん、学習活動の中でも指導しています。子どもたちに様々な場面での指導が、道徳教育の充実につながるのです。
 しかし、学校だけでは足りないものもあります。家族の協力や思いやりなどは、やはり各家庭で子どもたちと話し合いながら、家庭での声かけが必要ではないかと思います。また、郷土を愛する心や、地域のお年寄りへの思いやりなどは、地域のお祭りなどの行事への参加の中で体験を通して培われていくものではないでしょうか。あいさつや言葉遣いなどの礼儀に関しては、子どもを取り巻くすべての人たちの声かけが必要でしょう。近年、道徳教育の必要性が強く求められていますが、私たち大人が、様々な機会を捉えて子どもたちに声をかけていくことが、求められていると言っても過言ではないと思っています。    

 心の教育の成果は、なかなか目に見えないものです。学校でしっかり指導している割には、子どもたちに変化が無いのではと思わないでください。道徳教育の効果は、じわじわ出て来るのです。毎日の積み重ねが、しっかりと根付いていくのです。きっと何かの折に、子どもたちの考え方に変化が見られたり、言動に変化が見られたりすると思います。 無理矢理「やりなさい」と言うのではなく、子どもたちが 自分から心からそうしたい、そう考えたいと思う心の教育 を充実させていきたいと思っています。 創立32年目を迎え、ますます充実する上山小。 保護者、地域の皆様と共に、子どもの心を育てて いきたいと思っております。   


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