
学校便り7月号より冒頭の文を掲載します
今年の梅雨は雨が多く、うっとうしい日が続いています。子どもたちが楽しみにしているプール学習は、どの学年もまだできない状況ですが、梅雨の晴れ間をみて元気に遊び学校生活を楽しむ姿が見られます。
先日の土曜参観には、多数の保護者の皆様にご参観いただき感謝申し上げます。各教室では、じっくりと一人で考える時間もあれば、それぞれの思いを進んで発表する時もありました。また、みんなの心を一つにして歌ったり合奏したりしているクラスもありました。いずれも家族の皆様に見守られながら張り切って学習に取り組む姿勢をほほえましく思いました。
明日から始まる7月は、本校においては体験月間とも言えます。6年生は、7月2日から2泊3日で群馬県片品村と日光の宿泊体験学習、5年生は、7・8日と1泊2日の愛川体験学習に出かけます。
今年度から6年生で実施する片品・日光体験宿泊学習につきましては、3年前から検討を重ねてきました。この間わたしも4回片品村を訪れました。行くたびに片品村の自然とそこでの農業に魅力を感じ、その地が好きになりました。
片品村は、群馬県の北東部の最奥部に位置し、山林が面積の約9割を占めています。大自然の恵みを受けながら育てられた高原野菜は新鮮で素朴な味わいです。昼と夜の気温差が大きいので甘くておいしいです。昨年夏の下見でいただいたトウモロコシとトマトの味は、今まで口にしたことのないほどのおいしさでした。
高原野菜だけでなく7月の中頃からブルーベリー、秋はリンゴなども収穫できます。
武尊を彩る高山植物も素晴らしく、今年5月の下見で目にした水芭蕉には足を止め、その可憐さに見入りました。7月の体験学習では武尊牧場でワタスゲやミヤマダイコンソウなど山に咲く花を見たいと思っています。
自然の中で体験する内容は、様々ですが、今回の体験の大事なポイントは食の大切さを学ぶことです。トウモロコシの植え付け体験や魚つかみ塩焼き体験、手打ちうどん作りピザ風たらし焼き作りなどをすることにより食べ物の大切さを再認識してほしいと思っています。今回の食事で使われる野菜は、すべて宿泊施設が所有している畑の生産物ばかりです。生産者の顔がわかる新鮮な野菜をいただくことができることからも好き嫌いが少なくなるのではと期待しています。
今回の学習指導要領の改訂では、教育内容の改善事項の一つとして体験活動の充実があげられています。子どもたちの社会性や豊かな人間関係をはぐくむため、その発達の段階に応じ、集団宿泊活動を小学校段階では推進することが大切であるということが示されました。
このことを受けまして本年度から6年生の集団宿泊学習を2泊3日にしていきます。4・5・6年生の宿泊体験学習のみならず、各学年の体験活動の充実と体験から生まれる言葉を重視していきたいと考えますのでよろしくお願いします。