霧小だより       5月号

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横浜市立霧が丘第一小学校  5月号   平成17年5月2日

   五月の風に・・〜新学期が始まって1ヶ月〜        
   
                                    学校長 中島 恵津子
       
 学校のまわりの桜の葉が、やさしい柔らかい緑から、次第に濃くなり力強さを感じる頃となりました。また、校庭ではこいのぼりが五月の風を受けて気持ちよさそうに泳いでいます。桜の葉の変容は、1年生が学校に慣れいきいきと逞しくなっていく様子に、こいのぼりの元気に泳ぐ様子は、霧が丘第一小の全員の子ども達と重なり思わずほほえんでしまいます。                 
 先日の朝、校舎内を回っていると、教室はシーンと静まり、担任の資料を読む声だけが聞こえてきます。後で尋ねたら、道徳の資料としてのお話で、「本当の思いやり」についての学習だったそうです。きっとやさしい子ども達に育ってくれることでしょう。と同時に先生の心を込めたお話は、いつまでも子ども達の心に残っていることと思います。道徳の後の中休み、子ども達はこいのぼりに負けない位元気に遊んでました。又別の日、先生たちは、子ども達が帰った後暗くなるまで、学校の畑を耕耘機で耕していました。それぞれの学年が理科や総合で使用するのです。この畑からも新しい発見や驚きが生まれることでしょう。先生方の学習への準備も着々と進んでいます。特に今の時期は、今月28日に行われる霧が丘第一小としての最後の運動会に向けて心を一つにして、取り組み始めました。

「最後にふさわしい心にのこる運動会にしたいな」
「卒業生や転任された先生たちを呼びたいな」
「霧が丘第二、第三の友だちも参加して欲しいな」
「今までお世話になった地域の方に喜んでもらいたいな」
 
 
        
等と、色々な思いがあるようです。そして、「参加してもらう種目は、何がいいだろうか」等まだまだ検討することは多く、4.5.6年生の児童の実行委員を中心に話し合われ、ハッピースクールを利用して一人一人の思いを生かした全校の取り組みになっています。それぞれの思いを大切にした「心に残る運動会」にしたいと、子ども達、教職員で張り切っております。是非保護者の皆様、地域の皆様もご期待下さってご参加いただきますようお願いいたします。
 新学期が始まってから1ヶ月、この学校の子ども達も教職員も一人ひとりがそれぞれ元気に目標をもって、学校生活を送っています。