霧小だより     9月号

           横浜市立霧が丘第一小学校  9月号   平成17年8月31日

 夏休みを終えて  もとに戻る トップへ

学校長 中 島 恵津子

 学校の柿、栗、アケビなどが夏の太陽を浴びて大きく育ち、元気に子どもたちが登校してくるのを待っていました。静かだった学校には明るい声が響き渡っています。
夏休みが始まってすぐに震度5弱という今までにない大きな地震が起きましたが、幸いに被害もなくその後は全員が無事に夏休みを過ごし、元気な顔が揃いました。ちょっぴり日にやけて、逞しく一回りみんな大きくなったようです。きっとこの夏休み自分で計画を立て、自分で実行してきた41日間の成果なのでしょう。これから「夏休み思い出展」や各学級で発表の機会が設定されていますので楽しみです。長い休み中、子ども達の貴重な体験や楽しい思い出つくりを支えていただきありがとうございました。
 夏休み中の学校は、自分で決めた課題に自分のペースで挑戦した「サマースクール」、記録に向けてがんばった「水泳教室」等が行われました。区の水泳大会では30名の児童が参加し、それぞれが自分の記録を作ることが出来ました。そして、記録に向かって泳ぐだけでなく、がんばって泳いでいる友だちに声を合わせ最初から最後まで応援し続けたことは、とても立派だったと思います。いつでも友だちを大切にする気持ちをもっている霧が丘第一小の子ども達を嬉しく思いました。また、保護者の皆様には、図書のバーコード付けなどの作業をお手伝いいただき本当にありがとうございました。お蔭様で当初予定して時期よりも早く終了することが出来ました。教職員は、3校合同の会議をしたり、来年度に向けての教材教具の点検をしたりなど統合に向けての具体的な準備に取りかかりました。そして、分かりやすく楽しい授業を続けるための研修を重ねていました。
そんな夏休みの中、スペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げが成功し、日本人飛行士野口さんが大活躍しました。野口さんは無事日本に戻ってきたとき「あすにも宇宙に戻りたい」とコメントされ、また、「宇宙飛行士になることがずっと小さいときからの夢だった。夢をもって進むことはとても楽しいことだ」とも話されていました。霧が丘第一小の子ども達もきっと大きな夢をもっていることでしょう。その夢に向かって努力する子どもたちに、私たち教職員はこれからも応援し続けたいと思います。
子ども達は、夏休みの成果をもって前期のまとめに向けて出発します。それぞれが満足できる前期になるようにご支援いただきますようお願いいたします。