霧小だより      7月号

                 横浜市立霧が丘第一小学校  7月号   平成17年7月1日

もとに戻る  トップへ

     霧が丘第一小の子どもたち
          〜お互いを認め合いながら、一人ひとりが課題をもって〜

学校長   中島 恵津子

梅雨の中休みでしょうか晴天が続き、学校のプールからは子ども達の歓声が上がっています。子ども達は約束を守って楽しく自分の今年のめあてに向かって、水泳学習に取り組んでいます。きっと安全で、一人ひとりが満足できる水泳学習になることでしょう。朝の健康観察等どうぞよろしくお願いいたします。
さて、先月6年生の修学旅行に一緒に行き、6年生の素晴らしいところをたくさん発見することが出来ました。その中でも特に心に残っているのが「日光のガイド」です。行く前に調べたことを実際にその場面で説明します。最初は杉並木が車窓に見えてくると、車内はシーンとなり友だちのガイドに耳を傾け杉並木を見て納得しています。次はバスの中から「神橋」、ハイキング途中の「戦場ヶ原」、翌日の「東照宮」など次々とグループで、全体でとガイドが行われました。その都度真剣に聞き合い、実際に目にして確かめ終了すると拍手をおくっていました。これらは、「一人ひとりが課題を持ち学習に取り組み、互いを認め合いながら自分らしさを発揮する」という学校教育目標の実現と嬉しく思いました。
また、「いろは坂」「華厳の滝」等日光の自然や、「東照宮」の世界遺産の素晴らしさに直にふれ「ワーすごい」と素直に声をあげ感動していたり、外国からの観光客に英語で話しかけ通じたことにとても満足したり、またこの他におみやげを買うとき、「名産の湯葉にしょう」「長寿の箸にしょうかな」と、まずはお家の人へのおみやげを一生懸命さがしていたことなど心あたたまるほほえましい場面もたくさんありました。         同行した添乗員さんからも「車中や部屋の自由時間では思い切り楽しみ、要所要所ではさっと静かになり必要な行動がとれて立派ですね。」と、お褒めの言葉を頂きました。自主的にしかも節度ある行動は、一朝一夕にはできるものではありません。家庭の教育、学校での1年からの指導の積み重ねが総合力となって表れると思います。霧が丘第一小の子ども達の素晴らしさを、改めてかみしめた2日間でした。

学校の畑には、子ども達が育てているきゅうりやミニトマト、ゴーヤ等が夏の光を浴びて大きくなっています。これらの育ちを通しても子ども達は、たくさんのことを学ぶことでしょう。楽しみにしている毎日です。