編集・発行:霧が丘第三小学校
3月号-1
校長:敦賀谷 誠
 

 いよいよ霧三小フィナーレ、弥生3月を迎えました。
 桜並木の下を通ると、全体の雰囲気が何となく白っぽいのに気づきます。よく見ると桜のつぼみがふくらみ始めているのが分かります。来るべき春をまち、準備をしてる様子が見て取れます。
 今、霧三小最後の卒業生である6年生とお昼の時間にテーマを決めて話し合う「会食」をしていますが、実に多様な考えを聞かせてくれます。「花いっぱい」をおし進めてきただけあって、季節の移り変わりに気づいている子どももいるようです。日本の四季を十分味わえる子どもたちであってほしいと思います。

玄関の花
受付台の花
正面玄関!!
受付テーブル

 有終の美を

 卒業・進級を目前にして、子どもたちは今、学習に、スポーツに全力投球の毎日を送っています。すでに統合式に向けた準備や練習が始まっていますし、3月に入ると卒業式の練習も加わります。また、霧が丘小学校統合へのカウントダウンも始まる時期です。子どもたちにとっては大忙しの毎日になるかもしれませんが、こういう時もあっていいと思うのです。目標に向かって、文字通り「がんばる」時があっても・・・。
  学校での学習というのは、「分かるようになる」「できるようになる」ことを目指しているように見えますが(それもも大切なのですが)決してそれだけはありません。一つの課題を解決する中で、様々な考え方に触れたり、調べ方を学んだり、多数の人々に触れたりすることを通して、本来のめあての周囲にあるものに触れることができます。それが大切なのです。本物に触れた感動、違う考えに行き当たったときのとまどい、努力したけれど解決できなかったときの思い、自分の予想と違っていたときの悔しさ、これらもまた成長の糧なのです。
  しかしながら、みんなに達成感を味わってほしい場面もあります。文字通り「有終の美」を飾ってほしい場面、それが「卒業式」であり「統合式」なのです。期待しています。

校長室の花
図書室前ホールの花
校長室(会食用)
図書室ホール前

最後の授業参観は、
思い出オープンスクール(3月4日土曜日午前中)です。
ぜひお越しください。


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