

始業式、入学式から早1ヶ月がたとうとしております。その間に、1年生を迎える会や横浜山手中華学校の1・2年生を招待しての交通安全教室を行いました。交通安全教室では命の大切さと共に、自分の命は自分で守ろうという話をしました。
私は学校説明会でもお話しましたように、「児童一人ひとりが”楽しい学校”と実感し、自己の生き方を高めることのできる学校づくり」をモットーとして、学校経営にあたっていきたいと思っております。その為に、具体的には、日常の指導において
○やさしい行動がとれる子
○あいさつができる子
○話をしっかり聞くことができる子
○そうじがしっかりできる子
の4つをあげました。
4月の最初の朝会で、私は子どもたちに「やさしい心」の話をしました。そして、「やさしい心」ってどんな心なんだろうという、宿題を出しました。次の日、低学年の子どもが、ふたりで校長室にやってきました。何かなと思っていると、「校長先生、やさしい心をもってきました。」と言って、手紙を私に渡してくれました。その時、私はとても温かい心になりました。その後、次々とやさしい心を届けてくれる子どもたちが増えました。今は、校長室の前の廊下にやさしい心の郵便箱を設けています。毎日その中にやさしい心の手紙が入れられています。私は、毎朝それを見るのが楽しみになっています。
先日の朝会で私が以前目の見えない方に、「席が空いていますのでお座りになりませんか。」と声をかけたら「結構です。」と断られ、その後私は目の見えない方に声がかけられなくなったという話をしました。そうしたら、やさしい心の郵便箱に次のような手紙が入っていました。それは、「校長先生は目の見えない人に結構ですと言われても、勇気を取り戻して言えばいいと思います。」というものでした。その通りです。私はこれを朝会で話しました。目に見えないものを大切にしてほしい。そして、その目に見えないものを目に見えるようにしてほしい。その為には勇気が必要だということをこの手紙で教えられたと話しました。
本当に、子どもたちからきたやさしい心の手紙を読んでいると、私もやさしい心になっていくのを感じるのです。私は今まで以上に、バスの中や電車の中で他の人に席をゆずる回数が多くなりました。その時、私はこれは全校の児童にも読んでもらおうと思い、子どもたちからのやさしい心の手紙を印刷して配ることにしました。先日今までたまった分を一度全校児童に配付しました。今またたくさんの手紙が集まっています。2回目の印刷をして、全校児童に配付したいと思っています。
5月学校便り