北方小学校学校だより
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  新年明けましておめでとうございます。
 新年といえば、私はテレビにかじりついて箱根駅伝を応援するのが恒例となっています。今年は暖かな日で、選手も楽に走れるのではないかと思われましたが、予想に反して3校も棄権するという大波乱のレースとなりました。中でも昨年度優勝校の順天堂大学は1区から後れを取り、何とか取り戻そうと皆で力を併せて頑張ったものの、5区の選手が両足のけいれんを起こし、往路のゴールまで後500mという地点で無念のリタイアとなってしまいました。何度も立ち止まり、転びながらもその都度気力を振り絞って走る姿や、太ももが痙攣して自由がきかなくなっても両腕を突っ張り、なんとか立ち上がろうともがく姿には涙が溢れました。復路でも、同じように大東大の選手が脱水症状を起こし棄権。そして東海大のアンカーも踏切の段差で足首の靱帯を損傷し、それでも痛みをおして更に15キロも走りましたが、ゴールまで後2キロ余りを残してついに棄権せざるを得ませんでした。
 どの選手もアクシデントに耐え、何とか襷をチームメイトにつなごうと必死で走り続けた末のリタイアです。これが個人のレースであれば、まだ次回に期待し、こんな無理はせずにやめているでしょう。5区を走った神大の選手は脱水症状のため意識がもうろうとしながらも、なんとか残り8キロを走り抜いて、ゴールの直後に気を失いました。それでもその手には襷がしっかりと握りしめられていたそうです。仲間と共に励まし合いながら厳しい練習に耐えてきた1年。それでも選手として箱根を走れなかった仲間への思い、自分に託された襷への責任感がこれほどの力を生むのでしょう。人は一人では弱いものですが、仲間の支えがあれば、何倍もの力を発揮できるものですね。その支えは、家族であったり、恩師であったり、友人であったりと様々ですが、私は誰かの支えになっているだろうかと考えさせられました。
 私はもう一つ、このレースの中での監督の動きが気になりました。ふらふらになりながらも必死でゴールを目指す選手のそばに駆け寄り、止めるべきか励ますべきか状況判断が求められます。選手に触れた時点で失格になってしまうので、水を渡し、声をかけ、顔色をや様子を見て判断しなければなりません。止めることは簡単ですが、ここまで頑張った選手の気持ち、襷をつないできた仲間の思いを無にすることになってしまいます。厳しい練習に耐え抜いたのにまだ走っていない選手もいるのです。でも、誰よりも選手の体力や能力を知り尽くし、的確な判断ができるのは監督しかいないのです。
 私たち教師も、学校における子どもたち一人ひとりに寄り添って、その子をよく理解し、持っている力を存分に発揮させてあげることができたでしょうか。今年度の学校経営、学級経営の振り返りをしていきたいと思います。アンケートや懇談会の折などにお寄せいただいたご意見を真摯に受け止めて、またさらに努力をしていきたいと存じます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

〜箱根駅伝に思う〜

1月学校便り