| 5月号 |
| 綱島市民の森を歩いて 校 長 大谷 多恵子 |
| 校庭の木々や市民の森の木々が、若葉のやさしい緑にかわりました。新しい学年が始まって一月が経ち、元気な声が学校中に広がっています。1年生も学校生活に慣れてきて学習だけでなく給食当番やお掃除など、楽しそうに活動している様子が見られます。 先日、久しぶりに市民の森を散歩しました。人のいない静かな森は、小鳥の声が響き、すっくと立った木々の間から木漏れ日が降り注ぎ、心が洗われる気持ちがしました。 展望台を経て日の差し込む広場に出ると、手入れをされたつつじが満開で、赤やピンクのつつじと一面に広がるたんぽぽの黄色が調和して、美しい空間を作っていました。 綱島市民の森は綱島公園とともに、開発されていく綱島の町にとってかけがえのない自然の姿を残す大切な場所です。しかし、自然の姿を残していくことは、何もせず人の手を加えないことではないようです。下草を刈ったり枝払いや間伐をしたりすることは森を守るために手を抜くわけにはいかない作業です。そして、人が入ることによって生じる汚れや傷みへも手当てが必要になります。美しく穏やかな自然の姿を私たちに見せてくれている市民の森も、多くの人の力によるものなのです。 市民の森愛護会の飯田氏は、市民の森も温暖化による影響を受けている様子が見られると話していました。そういえば、乾燥に強いといわれている竹が多くなっているような気がしました。自然を守り育てることは、ますます難しくなってくるのでしょうか。私たちの町にある自然をみんなで大切にしていきたいと思いました。 さて、自然を守り育てることは、子どもを育てることに似ているような気がしませんか。 |