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2008年1月21日(月)
速く走りたいっ!…(2)アプローチは2つ?
一定の距離を速く走るためには、大ざっぱに考えると2つのアプローチ方法が考えられます。
アプローチ(1) 一定時間の運動量を増やす
アプローチ(2) 一歩の歩幅を長くとる
アプローチ(1) 一定時間の運動量を増やす
ここで言う運動量とは、手足を動かす動作の回数のことをさします。これを増やすということは、動作の速度を上げるということです。例えば、1秒間に2歩のペース(やや早歩き)を1秒間に4歩のペース(かなり速いピッチ走)に上げるとします。当然、2歩よりは4歩の方が長い距離を進むことができますから、同じ距離であれば、1秒間に4歩の方が短い時間で走りきることができます。つまり、1秒間の動作回数を上げれば上げるほど、速く走ることができるわけです。
ところが、実際は、そんなに単純な話ではありません。もともと、全力で走っているタイムを縮めたいわけです。一定時間の動作回数は、この時点で、その人にとっての限界領域にかなり近いものと考えられます。だとすれば、その限界領域を上げる、つまり一定時間の動作回数を増やす方向でトレーニングをすればよいわけです。
ところが、これも、そんなに現実的な話ではありません。自動車であれば、より高性能(たとえば高回転型の)エンジンに積み替えれば、回転数上昇による速さの追求が可能かもしれません。しかし、人間の体は自動車のようにはいきません。トレーニングを積むことで、わずかに動作回数を上昇させることは可能ですが、伸びしろはさほど大きなものではありません。さらに伸ばそうと、過度のトレーニングをすることで、各部位の炎症やけが等のリスクが増すことの方が心配になってきます。
どうやら、別のアプローチを考えた方がよいようです…
2008年1月17日(木)
速く走りたいっ!…(1)速く走るってどういうこと?
人が走る様子
を見て、あの人、足が速いなと感じるのは、たいてい走っている瞬間の速度(スピード)を感覚的にとらえているからです。スピードガンがあれば、具体
的に速度がわかります。蛇足ですが、逃げ足が速いというのは、走る速度よ
りも、走り方(逃げ方)が巧みであるということをとらえて言うことが多い
ですね。 さて、学校の体育の時間や陸上競技では、足の速さを一定の距離
をどれだけ短時間で走りきるかで表します。体力テストの「50メートル走」や運
動会の「徒競走」、陸上競技の「100メートル走」など、種目ごとに決められた距離
を走りきるタイムを縮めることが、すなわち速く走るということにつ
ながるわけです。 次回からは、私なりに感じている速く走るためのポイン
トを紹介していきたいと考えています。実は、私は陸上競技の専門家ではありま
せん。ですから、以前に読んだ専門書や、陸上競技の指導者の方々から聞きかじった
話などをよりどころに、体育の授業やクラブ活動での私自身の経験を通して、日頃考
えていることを述べていくことをご承知おきください。 |
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