保護者の皆様へお読みください。
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今年の初夢は?

                         校長  澁谷  勝

  明けましておめでとうございます。2005年が始まります。学校は3月までにまとめをしなければならないので、今月の学校フォーラムでこれまでの成果等について説明させていただきます。本年もよろしくお願いいたします。
 ところで、私も初夢なるものを見ました。
 最初に子どもたち一人ひとりの互いの教え合いや教師のあたたかな支援によって、子どもたちみんなが「あ、わかった。そうなんだ。」と言う元気な声が教室から聞こえてきました。次に数人のボランティアさんと共に活動している楽しい様子が家庭科室・図工室・音楽室・理科室から見えました。休み時間に、みんなが一緒になってニコニコ遊んでいる運動場や、子どもたちとボランティアの人達が笑顔で話合ったり、読み聞かせの話を聞き合ったりしている広場やコーナーなどが見えました。また、ある教室の中では討論会のような話合いをしているようで私がすぐそばまで行っても全く気にしないで一人ひとりがはっきりと自己主張しながら、和やかな雰囲気で進行させながら話をまとめようとしていました。そして、子どもたちと保護者やボランティアの方々が真剣に明るく取組んでいるクラブ活動に、私も参加しようとした時に目が覚めてしまいました。
 私なりの夢判断は、次のようです。これまで本校は、まず第一に「命を大切にしよう」という目標を追求してきました。それに引き続き「自分らしさを豊かに表現しよう」と「人とのかかわりを大切にしよう」を追い求め、現在も続いているます。だから、初夢は子どもたち一人ひとりが確実に「めあてをもって解決していこう」という目標を達成していくためのヒントなんだと思いました。
 確かに、学習とは、あくまで個人的なもので一人ひとりのペースややり方で成立するものです。しかし、初めから最後まで一人だけでやり通すことはできないと思います。人間はそんなに強いものではないからです。ある時は迷いますし、疑問も生まれてきます。だれか友達に相談したり、質問したり、頼ったり、確認し合ったり、お互いに教え合ったりすることによってこそ、よりよい学習になっていくのだと思います。さらに、互いにより高いめあてに向かって切磋琢磨していく過程こそが大切だと思います。ここに学校の存在感があり、このような活動や思いの中でこそ、本当の「学ぶことは楽しいなあ」という思いが生まれてくるのだと考えました。
 私の初夢は、「子どもたちに本当に喜んでもらえる学校の姿」の追求でした。
夢はいつも持っていなければその実現はありません。これからも本校の教職員のみなさんと共に今年の夢の実現に向かって努力し、さらに皆さんの夢も全て合体したより大きな夢に向かって前進していきたいと願っています。
 今後、並木第二小学校との再編統合に向けてのこともあり、保護者の皆様や地域の方々の今まで以上のご理解とご支援・ご協力が必要になってくるかと思います。これからもさらによろしくお願いいたします。


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