保護者の皆様へお読みください。
当「学校だより」では学校情報を詳しくインターネットで公開することで思わぬ事件,事故につながる可能性がありますので,児童の安全・学校の安全上事前の具体的な学校スケジュール,個人情報,個人画像などの表示をしていません。


名称だけでなく

                         校長  澁谷  勝

 先月保護者や地域ボランティアの皆様の協力で事前の清掃活動を行い、見事に20日土「並三いきいき研究発表会」を実施しました。昨年まで「子どもフェスティバル」と言っていた学校行事の名称を今回かえました。昨年度の反省を生かしたからであり、子どもたちの活動内容と名称の関係を明確にしたからです。
 その中で、私が見付けた喜びと感想は、次のようなものでした。
 1年生は、並木地区でさがしてきた落葉や木の実を使ってとても工夫し、自分たちで考えたたくさんの遊びをいきいきと紹介してくれました。
 2年生は、パソコンも使って自分たちで調べたことや自分たちで行ったところの様子と楽しいゲームを表現豊かにニコニコしながら紹介してくれました。
 3年生は、「聖星学園」との交流をもとにして、いろいろな面から細かく見たり気付いたりしたことを丁寧にまとめてうれしそうに発表してくれました。
 4年生は、「リサイクル・リフレッシュ」のスローガンのもと、それぞれのグループで活動形態を変化させ知恵を加えて、堂々と発表してくれました。
 5年生は、「世界」に目を向けパソコンももちろん駆使しながら、各自の強い興味・関心に基づき一人ひとりの特性やよさをしっかり行かして表現しました。 6年生は、自分たちの今居る「地域」を見つめ地域の意味と特性や重要性を、他の研究成果と共に自分の考えやことばで、丁寧にまとめ上げ表現しました。
 保護者の皆様や地域の方々は、参観されてどう思われたでしょうか。答えは皆様方からいただいたアンケートを楽しみにしております。私には、「今の子どもたちの特性とよさ」「学年の特徴と発達段階」が一目瞭然に理解できるこれ以上の機会はないのではなかろうかとさえ思われました。全般的に考えても、とてもよい催しで本校の特色ある学校行事だと言えるのではないでしょうか。
 さて、今月は2004年の最後の月です。そして、冬休みがきます。終業式はありませんし、「あゆみ」も渡しません。でも、「学びの連続性」という課題は一人ひとりの子どもたちに丁寧に手渡しいたします。この課題の解決方法等は、夏休み前にも「学校だより」で触れました。そこで冬休みには、年末年始という独特の時期に当たるという特色を生かしていただき、夏休みと同様に課題に取組んでいただくようお願いいたします。さらに、休み前の懇談会等も生かし各自一人ひとりが反省点を絞り、自分のよさを大きく伸ばすようなめあてをしっかり見付け、1月からもずっと努力を続けていってほしいと願っています。
 私たち教職員一同も、平成18年度からの並木第二小学校との再編統合も視野に入れ、子どもフェスティバルを発表会とかえたように、名称だけでなく子どもたちのための
「新しい学校」のよりよい教育活動を求め、全員が初心に戻り、さらに気持ちを一つにし努力を続けていきます。今後とも保護者の皆様や地域の方々のご理解とご支援・ご協力をお願いいたします。


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