保護者の皆様へお読みください。
当「学校だより」では学校情報を詳しくインターネットで公開することで思わぬ事件,事故につながる可能性がありますので,児童の安全・学校の安全上事前の具体的な学校スケジュール,個人情報,個人画像などの表示をしていません。


皐 月 に 思 う

                         校長  澁谷  勝

 いよいよ子どもたちも待っていた五連休がやってきます。考えてみると、予定されている学校二学期制の秋休みと同じ日数です。まるで、その練習をしているようでもありますが、もっている意味は大きく異なると思います。 この時期は、子どもたちが学校にも少しずつ慣れてきて自分で考えたり行動したりできるようになってくるし、その上でどうしようかな、どうしたらいいのかなと少し迷うようになることもある頃かもしれません。
 そこでまず、これまで「学校へ行くんだ、頑張らなければならないんだ」ということで緊張しがちであった子どもたちの気持ちを解き放し、もう一度一人ひとりの元気とやる気を取り戻さなければなりません。
 家庭でも、工夫していただき、それぞれの子どもにあったやり方で、気持ちを癒しリフレッシュできるように配慮していただけたらと願っています。 たとえば、学校での一ヵ月をいろいろなことをきっかけに家族で話し合ってみる、好きなスポーツを家族で一緒に行ったり見たりする、近くの公園などに行ってお弁当を家族で一緒に食べる、家族で映画やテレビ番組を見て感想などを話し合う、家の近くだが日頃行けなかったところを家族で散策してみる、家族一緒に料理や工作などを作ったり、絵を描いたり、音楽や演奏を楽しんだりしてみることなどをお薦めしたいと思います。
 この例ですぐにお気付きでしょうが、私が願っている一つは、家族一緒にということであり、もう一つは、実際に同じような経験を家族全員で行う、すなわち共通理解と共同実践ということです。この機会に同じようなことを家族全員で行ったんだという喜びこそ、今後に大きく生きてくるものだと考えるからです。家族みんなで家族全員のことをそれぞれに思いやっているという共通の思いが、しっかりと子どもたち一人ひとりの気持ちの中に生きていれば家族の絆はより一層強くなると思うからです。
 家族の中のかけがえのない一員であるという自分自身を子どもたち一人ひとりがそれぞれにしっかりと確信することこそが、学校でも、今後さらにパワーアップした自分のよさをどんどん発揮する原動力だと私は思います。


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