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花に囲まれて

                            副校長  石川 賀子

1年生の朝顔の芽が出揃いました。今、学校では花壇で種まきしたり畑づくりしたりする子どもたちの姿が見られます。
 1年生は、「植物の成長に気付き、親しみをもって大切にする」ことをねらいとした生活科の学習として、丈夫で日々の変化が著しく世話のし甲斐を感じることのできる「朝顔」を育てています。また、植物の育ちの順序や体のつくりの特徴を学習する3年生は、それが分かりやすい「ひまわり」を、と学年にあった植物が選ばれています。これからの開花や収穫が楽しみです。
 しかし、美しい、成功するだけが教育ではありません。美しさの後に枯れるという現象、それでいてそこには次世代への準備があるということ、これは動物でいう「生と死」の学習なのです。
 また、ときには水や世話を怠ったため朽ちてしまうこともあります。生きものはゲームと違い二度と再生できないことを知る機会でもあります。失敗や反省から学ぶことも大きいのです。
 並木の町に目を移すと、住人の皆さんが植えられた色とりどりの花が、20数年を経て大きく育った緑とともに美しいハーモニーを作り出しています。
 郷土を愛する皆さんの心を感じます。その心が学校の校庭をも飾ってくださっています。郷土の宝としての子どもたちを思ってくださる人々の心を感じます。美しいもの、愛らしいものを大切にする人々の心だと思います。
 こうしたやさしさに包まれて育つ並木の子どもたちが穏やかに育たないはずはありません。改めて私たち職員も皆様からお預かりしている宝物を育てる責任を感じます。
 さて、今年も全校で花いっぱい活動を展開しています。菜の花の終わったプランターにサルビア用の土をつくり、入れ替えました。今年は各クラスでピートマスで芽を出させてプランターに植え替えることになっています。より確実に育つことでしょう。「サルビアの花が咲き揃うと、それは見事ですよ。」何人かの方にうかがいました。
 花に囲まれて育つ並三の子どもたち、一人一人が美しく個性豊かに育ってほしいと願っています。
 

学校ではセクシュアル・ハラスメントの窓口を開いております。いつでもご相談ください。
児童に関する相談【養護教諭・飯田】 
保護者、職員に関する相談【副校長・石川】

 


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