5年生のページ

 


5年生のページではお米作りをクローズアップ

4月

 高学年としてのドキドキワクワクの1年の始まり、始まり・・・。お米作りをすることは決まったものの、はてさてお米はどうやってつくられるのでしょうか。教科書や資料集を見ていても、?が続くばかり。地域のお米作りのプロの方に教えていただくことにしました。

5月
 上旬には田おこしと代掻きをしました。大きな石がゴロゴロ、石を取り除く作業から入りました。土を細かくしながら、作物には馬糞がよいと聞いて馬糞を混ぜ込んでいきました。それから水を入れて代掻きを!!細かくしたつもりの土は水を入れるとまだまだ硬く、水を入れた状態で足や手で土を練っていきました。ぬるぬるする土の感触にはじめは嫌がっていた子も、一度さわるとそのなんともいえない感触にのめりこんでいきました。

 中旬には農家の人に来てもらいました。粘りのあるいい土とほめてもらいました。その後は田んぼに水を入れながら稲の株の残りなど、田んぼをきれいにしていきました。しかし水が土にしみてくると足が沈み、転倒する子もいました。

 次は代かきと田植えです。


6月
 田んぼに水を入れているが、水位が安定しない。水が抜けているらしい。そこで子どもたちも活動開始。各グループに分かれ、管理や研究などを始めました。ひとまず、学校のみんなに米作りをしていることを知らせました。
 田んぼで田植えをしました。等間隔で植えるのが難しく、少し曲がっていましたが、何とかできました。
                  
   

7月
 7月はトラブルもなく(日照不足はありましたが)順調に成長しました。最後の日には中干しをしました。中干しは10日くらいしかしないので、当番の子だけが見られた貴重な風景でした。

       

8月
 相変わらずの日照不足。東北地方では成長不良の話もありました。野七里でも遅れがちでしたが、穂が出ました。

     

9月
 2学期も始まり、仕事も開始。「防雀網」をかぶせました。鳥除けなのですが、あまり稲に近づけると止まり木の役目もしてしまうので注意が必要。

      

10月
 「落水」も終わり、いよいよ稲刈り。9月以降は天候が持ち直し、まずまずの出来栄え。CDで作った鳥除けも効果あったかな。

   

これで終わりではなく、次は干す準備。刈った稲をまとめます。初めての作業に少し手間取りましたが、慣れてくればうまくいくようになりました。

   

11月
 干すのも終わり、いよいよ脱穀。資料室にある脱穀機を使って脱穀。わらが混じるので、とうみを使ってもみとわらくずなどに分けました。

      

 しかし途中でとうみが壊れてしまい、それを取るのに一苦労。扇風機作戦はよかったものの、わらが頭や体中などに飛び散り、やっている人は大変でした。