学校だより11月号
駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人
副校長 千田 修
 通勤途中,阿久和交差点近くの神社の横を通りかかりますと懐かしい匂いが漂ってきました。銀杏の香りでした。子どもの頃,近所の神社によく銀杏を拾いに行ったことを思い出すとともに,深まりゆく秋を感じました。
 緑園西小の校庭の樹木もすっかり秋の装いになりました。本校の校庭には多種多彩な樹木が植えられています。緑園地区のシンボルでもあり,花が本校の校章にもなっているハナミズキをはじめ,桜,楓,ドウダンツツジ,椿,ニシキギ,ナナカマド,杏,山桃,梅,蜜柑,柚,花梨,アケビ等々,全部で106種類もあります。実をつける木もいくつかあります。今年は蜜柑が豊作です。柚は初めて実をつけました。花梨もアケビも大きな実をつけ,ヤマボウシやハナミズキの紅葉とともに秋らしさを演出しています。
 校庭南東側のフェンス沿いの畑で,2年生がサツマイモを育てています。大きな葉が生い茂り,収穫を待つばかりになっています。校庭西側,体育倉庫の裏と校長室前の田んぼでは5年生が稲を育てていましたが,10月の末に刈り入れが終わりました。本当に狭い田んぼですが,しっかりとした稲穂に育っていました。収穫量がどれくらいあるか楽しみです。2年生が育てたサツマイモは,11月21日の給食に使われます。地産地消そのもので,こちらも今から楽しみです。
 学校では,1年を通して,鉢やプランター,花壇,地域の方にお借りしている畑などを使い,様々な栽培活動を行っています。立派な種を育てたりおいしい野菜を作ったりするのはなかなか容易なことではありません。たくさんの人の支えが必要です。自然に育っていると思われるような校庭の蜜柑や柚が,今年たくさんの実をつけたのは,技術員さんが施肥や除草,枝払いなど,日頃からこまめに手入れをしてくださっているおかげです。
 11月の給食献立表(教室掲示用)に「11月23日は勤労感謝の日です。その一口はいろいろな人のおかげです。食べ物を栽培する人,収穫する人,運ぶ人,売る人,料理を作る人。私たちが毎日おいしい食事を食べることができる裏には,たくさんの人の働きがあります。そのことを忘れず,感謝して食べるように心がけましょう。」と書かれています。社会は人がそれぞれにかかわり合い,助け合って成り立っています。収穫を喜ぶとともに感謝する心を大切にしたいものです。
 「学校を開く週間」に,保護者の皆様方,地域の皆様方,多数ご参観くださいましてありがとうございました。また,アンケートにご協力いただきましたこと,併せてお礼申し上げます。頂戴いたしましたご意見は,今後の授業改善や学校改善に生かしてまいります。
 本校の子どもたちが健全に育っているのは保護者の皆様方,地域の皆様方の日々の支えがあってのことと感謝しています。今後とも本校の教育活動に対しまして,ご支援ご協力よろしくお願いいたします。


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