横浜市立千秀小学校 校長 市川幸男よりご挨拶申し上げます。
「千秀に学ぶ子ども達の幸せ」を合い言葉に
学校周辺の新緑の森から、ウグイスの鳴き声が春の訪れを喜んでいるかのように、届いて参ります。学校前のバス停を降り、その声を耳にするたびに、この学校の置かれている素晴らしい環境に感心いたします。
この度、4月1日付で青葉区にございます東市ヶ尾小学校より千秀小学校の校長として着任いたしました市川幸男(いちかわ ゆきお)でございます。前任の荒木葉子校長先生の後を引き継ぎ、千秀小学校の子ども達の幸せづくりのために精一杯がんばりたいと存じます。
千秀小学校は、今年で創立135年を迎える市内でも有数の伝統校でございます。振り返ってみれば、きら星のごとき諸先輩校長先生のもと、その時々の職員一同が一丸となって、先進の教育に取組み、横浜市の教育を推進してきた学校です。その伝統を受け継ぎながらも、積極的に新しい教育の流れを取り入れ、保護者の皆様や地域の皆様と協力してより良い千秀小学校を目指し、教職員全員で取り組んで参りたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、平成23年度は、全9学級、児童197名、職員19名でスタートいたしました。今年は教育の世界を見回しますと、「生きる力」の育成を掲げる 新指導要領の完全実施の年でもあります。昨年度末に発生した東日本大地震による災禍がまだまだ続く中での多難な船出となりましたが、先にも挙げました学校と保護者・地域が共に手を携えて、「子どもの幸せ」を合い言葉に進んでいけば、何も憂うことはありません。具体的には、本年度は下記の3点を重点目標とし、児童一人一人にこれまで以上の細やかな指導・支援を展開して参りたいと存じます。
○基礎・基本の確実な習得を基盤にして、自ら学び、主体的に判断し、より良く問題を解決する資質や能力の育成
○自らを律しつつ、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性の育成
○たくましく生きるための健康や体力の育成
まとめていえば、「知」「徳」「体」のバランスのとれた育成ということになるでしょうか。なんだ、新学習指導要領といっても昔と変わらないじゃないかとお思いになるかも知れません。でも教育の原点というのは変わらない、いや変わってはいけないものではないでしょうか。その育成の過程で、それぞれの子どもの育つ環境や取り巻く社会によって時代や学校ごとの特色が出てくるのであって、最後に行き着くところは「知・徳・体」だと私は考えております。千秀小学校の教育目標についても、
○すこやかに 心と体を育む子(体)
○であい 問いかけ 学び続ける子(知)
○ふれあい 深め 実践する子(知・開)
○よさを認め 学び合う子(徳)
○地域に学び かかわる子(徳・公)
と、横浜の特色である公・開を交えて、設定されています。また、子どもにとっても、がんばって勉強する充実感や、友だちと心ゆくまで遊ぶ満足感 そして元気に学校に登校し、元気に下校できる健康が、幸せな自分を実感できる大きな要素となっているのではないかと思います。
具体的な方策や手だてについては、今後の挨拶の中で詳しく述べさせていただきますが、千秀小学校は、例えば子ども達の学習の夢を叶えてくれる、チーム千秀による数々の教育ボランテイア活動や、子どもを「地域の宝」とし、温かく見守り育ててくださる地域の方々、そしてなにより、常に学校全体の子どもに視野を広げて優しく見守ってくださるPTAの皆様等々、子ども達への多くのサポーターが活躍する素晴らしい学校です。重ねてのお願いで恐縮ではありますが、「子ども達の幸せ」実現のため、是非ともこれまで以上の学校へのご支援・ご協力を賜りますようお願いをして、ご挨拶とさせていただきます。
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