ゆりの木タイムでは
 
 運動会が終わり、やっと落ち着きも出てきましたが、いよいよ本格的にゆりの木タイムに取り組んでいきたいと思います。初めての「総合的な学習の時間」ということもあり、先日、ゆりの木タイムの第1回目に、子どもたちには学習の意義と身につけてほしい力について説明をしました。さて、具体的な内容についてですが、子どもたちから出てきた意見、そして私の思いを加えて模索してきましたが、学校のすぐそばに新しくできた「ケアポート田谷」(介護老人保健施設)に焦点を当てて学習を進めていくことにしました。社会科でも地域について学習していますが、その中でも私としては様々な人とのかかわり合いを重視していきたいという思いがあります。社会科の時間内だけでは学び切れない価値がたくさん詰まっている「ケアポート田谷」で、より多くの人と接することによって、考える力、表現する力、そして人権感覚などが育っていくと思います。「人は人によってこそ成長する」という言葉がありますが、他者を意識した学習に取り組むことで、大きく成長していけると信じています。
 そこで、早速6月17日(木)に見学をさせていただけることになりました。そこでの様子など、またお知らせしていきたいと思います。
 
 6月17日(木)にケアポート田谷を初めて訪問しました。全員一斉では向こうの方も対応できないので、クラスを半分に分け、時間をずらして行ってきました。ドキドキしながら自分の名刺を持って訪れましたが、職員の方、入所されている方々が温かく受け入れてくださり、とてもいい態度で見学、そして交流ができました。特に入所されている方々は子どもたちが来てくれて本当に喜んでくださり、子どもたちも優しい表情になっているのがはっきりと分かりました。感想では、「優しい人が多かった」や「とても楽しかった」や「今度は〜〜をしたい」といった声が聞かれました。限られた短い時間、そして初対面で戸惑うこともありましたが、とても有意義に過ごせました。私の最も印象に残ったことは、子どもたちがエレベーターから出てきた瞬間と帰る時に拍手を送られたこと、そして涙を流している方がいらしたことです。胸が熱くなる思いがしました。やはりケアポート田谷ではお互いに心が温まる活動ができそうです。
 今週は、振り返りと次回に向けての計画を考えましたが、一人ひとりの意見の中に「〜〜して喜んでもらいたいから」や「前は話せなかったからもっと話したい」といった相手を意識した言葉が溢れており、とてもうれしく思います。今度も引き続きこの活動に取り組んでいきますが楽しみです。
 
   
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