千秀だより

2月号 2008.2.1

給食週間から思うこと

学校長  馬場 正徳

暦の上ではもうすぐ立春を迎えます。寒い日が続いていますが、それでも校庭の白梅が少しずつ白い花を出してきました。春はもうそんなに遠くないと感じる今日この頃です。

3日は節分です。今年も学校の給食で、袋入りの「福豆」が一人一人に出ることになっています。家庭でも豆まきをするところもあるかと思います。冬の寒さと春の暖かさがお互いに押し合いをしているこの時季は、風邪をひいたり悪い病気になったりする場合が多いもので、昔の人はその原因を、人間に悪さをする鬼の仕業と考え、鬼を追い払う行事が生まれたとも言われています。

本校には、8つの児童委員会がありますが、主に健康についての活動をする委員会は「みんな元気健康委員会」という名称で活動しています。その委員会の活動の一つに、毎日の給食時間中に全校放送で、子どもたちに食を通しての健康等を呼びかけています。一つ事例を紹介します。

和食のよさ

日本には春夏秋冬という四季があり、昔から、山や海、川などから自然の恵みをいただいてきました。ごはんとみそ汁、魚料理、いも料理、野菜の煮物、漬け物などを上手に組み合わせて食べてきた日本の食事を「和食」といいます。外国でも最近は、「和食は脂肪が少なくて、それでいて体に必要な栄養がたっぷりだ」ということで注目され、積極的に取り入れられています。今日の献立は、昔から食べてきた体にいいものばかりの「和食」です。

しっかり食べてくださいね。

この日の給食の献立は、ごはん、すまし汁、かつおの角煮、大豆のいそ煮、牛乳、ヨーグルトでした。このように毎日、その日の献立に関連させた紹介を行い、食に関しての関心や実践意欲の向上につなげた取り組みをしています。しかも毎日放送するので、話し方も上手になり、聞く方も身近な食なので真剣に聞きます。最近「食」についての関心が高まっているように思います。 食に関する指導は、学校教育活動全体を通して行う健康教育の一環として、子どもに食に関する知識を教えるだけでなく、知識を望ましい食習慣の形成につなげられるような実践的な態度を育成するよう求めています。本校の場合はそれほど深刻ではありませんが、世間一般的には、食生活の乱れ・朝食の欠食・孤食等が言われ、生活習慣病の低年齢化は食に起因するところが大きいとも言われています。予防教育から考えても「食」に大いに関心を高めることが大事です。

先月の21日からの1週間が、「給食週間」でした。「給食週間」では、食の大切さを再確認し、給食に関わる人たちへの感謝の気持ちや学校給食に関する理解を深めると共に、自分の食生活を見直す期間としています。学校では、給食集会を行ったり、自分の体のためにバランスのよい食事のとり方を身につけるバイキング給食やセレクト給食なども実施します。食事に関しては、回数から言えば、学校が六分の一、家庭が六分の五なので、家庭での役割が大切になってきますが、食教育なども含めて学校と家庭が連携して行うことが必要です。健康な子ども(将来的には大人も含めて)を目指して、改めて「食」についての意識を高めてほしいと思います。

今学校では、9日の「千秀フェスティバル」に向けて様々な取り組みを各学年とも進めています。各教室での学習成果や作品の発表、体育館でのステージ発表、地域の方の作品の展示、はまっ子ふれあいスクールでの交流、PTA主催の茶室などもありますので、多数の方のご来校をお待ちしております。

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