歴史を語る「青い目の人形」
戸部小学校のたからもの
青い目の人形
 校舎1階の校長室の前にあるガラスケースのなかに、何体かの人形が飾られています。そのなかの1体が「青い目の人形」です。これは、昭和2年、アメリカの宣教師、ギューリック博士のよびかけで、子どもたちの国際友好の精神を育てようと、アメリカから日本に贈られた人形のなかの1体です。この人形は「メリージェン」と名付けられ、日米友好の象徴として大切に保管されていました。しかし、昭和16年から始まった太平洋戦争のなかで、そのほとんどが、対戦国アメリカの人形として壊されたり、戦災によって失われたりしてしまい、戸部小の「メリージェン」もそのなかで行方がわからなくなってしまいました。
 その後30年以上の時が流れて、昭和56年、校舎新築のために旧校舎の倉庫を整理していたとき、隅の方で紙に包まれ眠っていた「メリージェン」が発見されました。それ以来、「メリージェン」は平和と国際友好のシンポルとして戸部小で大切に飾られています。

 さらに、昭和62年には、青い目の人形を日本に贈るために奔走したギューリック博士の子孫であるギューリック3世より、新たに「カレンちゃん」がプレゼントされ、「メリージェン」とともに大切にされています。