全国学力・学習状況調査結果

平成20年4月に、6年生が実施いたしました全国学力・学習状況調査の調査結果がまとまりました。この結果を踏まえた本校としての取り組みについて、ご説明いたします。

 今回の調査により、学校における教育活動の一側面が見えてきました。引き続き、子ども一人ひとりが力をつけることができるように取り組んでまいります。

 

1 昨年度からの取り組み

〈国語〉

     物語、説明文を読む学習と書く学習をできる限り組み合わせた学習にしている。

     相手意識や目的意識をもって、子どもが学習できるようにしている。

     朝読書やお話のつばさの方の読み聞かせなど、読書に親しむ時間を位置づけている。

〈算数〉

     学んだことをもとにして自分なりの方法で問題を解決していけるように、基礎・基本を大切にしている。

     共同思考の中で自分の考えが発表できるような場の設定をしている。

     学習内容の定着を図るために、計画的継続的にドリル学習を取り入れている。

 

2 今年度の調査結果概要

【国語・算数結果】共通の傾向

     A問題「知識」B問題「活用」ともに、国、県、市の平均値を上回りおおむね理解しています。

  A問題(主として知識を問う問題)では、平均正答率が国語で7ポイント、算数で7ポイント国の平均を上回っています。B問題(主として活用する力を問う問題)の平均正答率でも、国語で7ポイント、算数で6ポイント上回っています。

 

   ◇よい状況と考えられる内容    ◆指導・改善が必要と考えられる内容

〈国語〉

話すこと・聞くこと

◇相手や目的に応じた内容や質問する順序を考えながら、適切な言葉遣いで聞くこと

◇スピーチの組み立てや発表原稿の工夫したところをとらえること

 書くこと ◇文章の内容に合わせて、小見出しを書くこと

◆文の構成や表現の効果を確かめ、正しく推敲すること

◆目的に応じて必要な情報を取り出して、効果的に書くこと

 言語事項 ◇漢字を読んだり書いたりすること

〈算数〉

 数と計算 ◇整数、小数の四則計算をすること

     情報を整理選択し筋道を立てて考え、示された判断が正しい理由を記述すること

 量と測定 ◇基本的な平面図形の面積を求めること

 図形   ◇基本的な平面図形の定義や性質を理解すること

 数量関係 ◆表やグラフが表している内容を関連付けてよみとること

 

【質問紙結果】

     朝食の摂取率は高いが、平日に家の人と一緒に食べていない児童が多い。

     就寝時間が遅く、起床時間も遅い傾向がある。

     学習塾に通っている割合が、高い。

     学校で友達に会うのは楽しいと思っている児童が多い。

 

3 今後の取り組み

〈国語〉

○各教科の学習や日常生活において言葉の使い方に対する感覚を育て、推敲する力を育てていく。

○目的や課題に基づき、様々な文章と図表やグラフなど資料を関連付けて読む学習を位置づけていく。

○目的に応じて必要な事柄を整理して効果的に書くことを意識づけていく。

〈算数〉

○既習事項を生かしながら自分の考えをもち、問題を解決していく活動を多く取り入れる。

○グラフや表などの資料から、多面的に問題を見たり関連付けて考えたりするよう意識付けていく。

 

《学校全体で取り組むこと》

○自分の考えをもてるようにし、グループ学習など友達同士の交流、学び合いを通して、考えを高めていける学習を推進する。

○保護者に、正しい生活習慣と学力の関係を事実を基に示し、学校と家庭が協力し合いながら規則正しい生活習慣を作っていくことを目指す。