横浜市立 鳥が丘小学校 学校版マニフェスト                (中期学校経営計画)

計画期間
平成19年1月1日〜平成22年3月31日

学校教育目標
子どもたちがよりよく生きるために、学び合い、支え合い、高め合うことを大事にします。
具体目標
○見合う、聞き合う、話し合う場を豊かにします。
○自己評価・相互評価を大切にします。
自ら取り組み解決していこうとする過程を大切にします。

学校経営方針
1 学校教育目標の実現に向けて、教職員が互いに啓発し、連携し合い、活力のある学校組織の運営に努めます。
2 学校の危機管理体制の充実を図るために、学校組織・家庭・地域・関係機関との協働体制の確立に努めます。
3 児童は主体性を持ち、かけがえのない存在として認識し、自ら成長していける生き方教育の実現に向けて特色ある教育課程の運営・改善に努めます。
4 家庭・地域社会との協力を密にし実情や要望を理解するとともに、地域に開かれた学校づくりに努めます。
5 学年研究会の充実と相互研修・自己研鑽の取り組みを強化します。市・区の研究会等に積極的に参加し教職員のスキルアップを目指します。

指導の重点
1 価値観の多様性から「学び合い」を育み、生かすための学習に取り組みます。
2 「心と体」をすこやかに育成することが大切で、自ら取り組む学習をめざします。
3 児童が自信を持って活動できるようにするために、「個性」を発揮させます。個々を伸ばしていく学習を育みます。

改善の視点 取り組み目標

“子どもたちの学力を高めます”
子どもたちの学力については、いろいろな議論があります。本校では教科毎の指導内容を見直し、強化します。

◎算数の指導では、平成19年度以降も少人数制と習熟度別の構成で継続し、強化に努めます。
・ 全教科にわたり子ども一人ひとりの「習熟度」の発見と「子どもを知る・理解する」ことを重要課題とし、授業力の向上を目指します。
・ 時には、ボランティアの参入をはかり、教諭の自己研鑽の道しるべとして役立てるよう取り組みます。

“子どもたちの読書ばなれを防ぎます”
子どもたちの読解力の低下が叫ばれています。本校では読書に親しむ習慣化をめざした「活動と環境」の充実を図ります。

◎読書から学び情操教育にと、根ざした教育に取り組みます
◎平成19年度から、読書に親しみを持たせることを目標に、朝の時間に「読書時間」を設けて全学年で実施します。
・ 図書ボランティア約20名の協力による「読み聞かせ」活動はほぼ定着してきました。来年度も尚一層の充実を図るためご参加くださるボランティアの方々を募ります。
・ 全学年を対象に読書の習慣化に向けて、図書ボランティアによる「選定図書」の紹介に取り組んでいます。平成20年度は紹介図書の「読書感想文集」を作成し興味を促し、奨励しながら読書の習慣化に取り組みます。

“体力の低下は社会の話題となっています。”
体力の向上を目指し、新たな活動も取り入れていく必要があります。

◎子どもたちの外での遊びを積極的に奨励するために多様な外遊びを指導します。平成19年度より遊びの時間を増やします。
・ 平成19年度は、全ての学年でスポーツテストを行います。児童が体を動かし積極的になるように児童の体力別運動能力別の指導を行います。

“子どもたちの「安心・安全」を確保します。”
安心・安全の環境は、与えられるものではありません。より一層の充実を目指します。

◎平成18年度は、「よこはま学援隊」の準備と編成に取り組みPTA新旧役員の発案により発足しました。来年度も保護者・民生委員・各自治会の役員・懇話会の方々のご協力をいただき充実を目指します。
◎地域の安全マップが出来上がりました。しかし、随時の見直しが必要であるため、年1回と定め学校・保護者・児童が一体となって見直しに取り組みます。
・地域型の「安心・安全システム」の構築を平成21年度以降に計画しています。まだ構想の段階(仮称ユビキタス・システム)で、アイディアを募ります。構想が仕上がり次第に準備に入ります。

“21世紀に生きる子どもたちに大切なものを”[特色ある学校づくりを目指します。]

◎本校の教育では、保護者・地域の教育ボランティアによる活動を推進しています。今年度は「読み聞かせ」「竹細工遊び」「昔遊び」と、まだ十分とは言えない状況です。そこで、第一線で活躍されている方、すでにリタイアされた方で、「今の子どもたちに伝えたい」とか、「知識として持たせたい」と思われる方々に教育ボランティアをお願いします。多数のご参加を期待し、充実に取り組みます。
・国際理解教育の促進を図ることを目的に、教育ボランティアの協力を得ながら、クラブとして計画します。

・平成21年度より、全学年、週一時間の英語活動の時間を実施します。平成19年度は準備期間とし英語ボランティアを募ります。

“人と人とのふれあいを大切にします。”
[高感度から好感度へ]
いまでは、学校は地域との「関わりが少ないとの意見も聞かれます。本校では学習や活動を通して交流の機会を増やします。

◎学習の交流の一環として市立戸塚高校のブラスバンド部の参画が計画されましたが、当日雨天のため中止となりました平成19年度も地域の中学校や高等学校と交流を図ります。
◎地域の「まつり」「自治会・町内会の連合会」に積極的な関わりを持つことで、「地域の学校」をアッピールしてきました。今後も一層高めていきます。
・ 平成18年度の清掃活動(G30)では、子どもたちの努力と、全職員の協力が結実し、戸塚区長から表彰を受けました。今後も子どもたちの励みともなり、先輩から後輩へと受け継がれることでしょう。
・ 「地域に積極的に参画する」の取り組みの一環として「学校紹介ハンドブック」の製作に向けて平成19年度に校内委員会を発足します。平成21年の発行を目指します。
“学習環境を見直し、整備します。”
学びやすい学習環境を確保することは、急務であるとの観点から、環境整備に取り組んでいく必要あります。
◎中庭を整備し「中庭コンサート」などを開催する計画をし、具体化に向けて取り組みます。
・ 地球規模での温暖化に歯止めが掛かりません。暑さ対策の一助として平成21年度までに全教室に扇風機を設置し、よりよい環境の整備に取り組みます。
・ 校内外の整備の一環として、地域のボランティアによる協力で間伐材を活用したベンチやテーブルなどを設置する計画をしています。


人材育成の考え方

  外部講師を招いての校内授業研究会等を実施し、職員の授業力や児童の理解力を向上させるよう努めています。

学校組織の担当主任を助言指導者として位置づけ、若手教諭や未経験教科等の校内研修を充実させます。

・ 若手職員の育成が急務であるため、中堅職員が中心となった日常的な授業公開を積極的に行うなど若手職員の力量の向上に努めます。

・ 校内組織の運営を確立させるためには、職員一人ひとりが責任ある役割を担い、分担ごとに精通された力量が持てるように努めます。

・ 主幹教諭の役割は校務分掌、校内組織に大きな影響があるので具体的な機能をつくる作業に取り組みます。

  ・ 「特別支援学級」担当教諭3名、及び個別支援コーディネーターを委員会の研修会に参加させ、力量の向上に努めるとともに、学校全体に共通の理念・知識を持たせるため、特別支援教育を組織の中核に位置づけます。

平成20年度の重点取り組み項目
・横浜版学習指導要領実施に向け、学校の全体計画を作成していきます。

・ 集団生活でのルールやマナーが身につけられるように、全職員が同じ価値観で指導していきます。

・ 校内重点研究で、英語活動を取り上げ、全学年授業を公開します。英語活動の学習内容の研究、年間活動計画の作成を行います。

・ 教科や家庭科等で地域のボランティアを引き続きお願いしていきます。

・ 校内体制を工夫し、特に配慮を必要とする子どもに対して、きめ細やかな支援に努めます。

・全校で取り組む縦割り活動や行事の充実に努めます。

・引き続き朝の時間を利用し、全学年で読書の時間を設定します。

これまでの取り組み結果
・算数科重点研究「自分の考えを実現できる子を目指して」を進め、子ども同士の学び合う姿や教師の授業力の向上がみられました。算数の好きな児童が増えました。しかし、算数の苦手な子に対する支援が課題として残りました。

・ 子どもたちの体力を高めるために、体育協会の方々や保護者、学援隊の方々の力を借りて毎週火曜日(仲良しタイム)40分間遊びました。
・ リサイクルバザーやクリーン大作戦などの活動に前項で取り組み、環境教育を進めました。
・ 保護者や地域の方々に学校評価をお願いし、20年度の活用に生かしました。

教育懇談会の意見

・ 子どもたちは、地域の人達に見守られて、しっかりと育っている。

・ いろいろな事件が多く、子どもたちがのびのびと公園などで遊べないのはかわいそう。

・ 他学年の児童とたくさん遊べる環境があるとよい。

・ 学校づくりについて、懇話会でできることは協力したいので、声をかけて欲しい。

・ ルールやマナー、朝ご飯を食べるなどは家庭でしっかり教えて欲しい。


   1 この計画は、横浜市教育委員会の定める「学校マニフェスト(中期学校運営計画)」として策定したものです。
   2 ◎は重点項目