テキスト ボックス: 平成20年7月1日 
   学校便り 7月号
 横浜市立豊岡小学校 045−581−3248
http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/es/toyooka/
学校目標:学び合い、高め合い、明日を拓く豊岡っ子
テキスト ボックス: リュックの中身
                                                        校 長 宮本直利     

 先月26日から二日間、本校のトップを切ってなかよし級の「鶴見区合同宿泊体験学習」がありました。今後、5・4・6年生の順に宿泊体験学習を予定しています。宿泊の際に子どもは、当然のことながら着替えや入浴、寝る準備をします。子どもが入浴の準備をしている時、リュックが倒れないように支えているとその中が見えました。私は、準備の見事さと着替え等がどこに、どのように入っているのか、子どもの記憶が確かなことに驚きました。実は今回が初めてではなく、昨年も一昨年もそうでした。                             リュックの中には口が閉じられる三種類の袋があり、袋の上には「風呂に入るときに必要なセット」や「寝るときに必要なセット」、そして「次の日の朝に必要なセット」等と記入し、入っている物の名前がそれぞれ書いてありました。子どもは迷うことなく、今必要な袋を取り出し、新しく着替えるための衣服等を用意し、そして着終わった衣服等を同じ袋にしまうのです。下学年の子どもも上学年と全く変わらずに衣服等を散乱させることもなく、忘れ物もなく見事に整理ができました。そのうえ着替え等のすべてに名前が記入してあり、持ち物を子どもがしっかり把握していました。
 一泊でも二泊でも子どもにとっては、時々しか使わないリュックの中の整理は鬼門です。リュックの中をまとめて分類・整理していないと子どもはリュックの中身を出して必要な物の確認を始めます。すると、今必要な物は見つかるのですが、次の時に必要な物は余り考慮されず、リュックに一斉に物が押し込まれます。それ以降も同じ繰り返しになり、確認に時間がかかるため、やがてリュックから物を出しっぱなしにすることが多くなります。このようになると何を持ってきたのか、いつ使う物なのか全く不明になり、記名がないと衣服等が手元に戻らなくなります。 宿泊体験学習のよさは、日頃できない人との関係・生活・自然について経験することです。日常生活の中で自分の衣服等を準備したり整理したりする経験は、子どもにとって決して多くはないと思われます。リュックの中身を分類・整理し、分かり易く表示をすることで時間的にも、精神的にも子どもの負担感を減らすことができます。高学年になると、たやすく自分でできるのではないかと考えられがちですが、体の成長に応じて衣服等の質量が増したり、携帯する物が増えたりするため、限られたリュックのスペースでは一層分類・整理が必要になってきます。