「せんだん」2月号

                134回目の開校記念日を迎えて
                       〜こころのふるさとをめざして〜
                                                    学校長 中 島 恵津子

 先日ある会合に出席した時、都岡小学校の卒業生だという二人の方から「都岡小の校歌今も覚えています。先生一緒に歌ってください」と言われました。その方々は20年位前に卒業されたという方でしたが、しっかり歌ってくださり「都岡小の校歌はいいですね。せんだんや都(みやこ)の岡のなどの歌詞が気にいっています。」とも話されていました。学校に戻り校歌について調べてみました。校歌は、昭和26年に作詞は学区にお住まいになっていた足立峡花氏、作曲は当時都岡小学校に勤務されていた新川忠五郎先生によってできあがりました。学校のシンボルとも言える「せんだん」は、その当時から校庭にあったのでしょう。
都岡小学校は1873年(明治6年)に、今宿西町に今宿学舎としてはじまり、今の場所に校舎ができたのは、1900年(明治33年)最初は木造5教室でした。それから児童の増加に伴い、1959年(昭和34年)木造2階建て校舎ができ、1964年(昭和39年)に鉄筋3階建て、1970年(昭和46年)に鉄筋4階建てができ、現在に至っています。
 児童数の様子では、今まで一番多く在籍したのは、昭和47年の1,516人で、校庭にプレハブが建てられました。
 都岡小学校から、白根、今宿、上川井、川井、今宿南の各小学校が、次々に独立していき、8,120人の卒業生が巣立っていかれました。校舎や人数の移り変わりをみただけでも、歴史の重さを感じます。現在、通学している子供たちの保護者や祖父母の方の中には、この都岡小の先輩の方もおいでかと思いますので、その当時のことを子供たちにお話しいただけたら、ありがたく思います。        
 私の通った島根の小学校は、10年ぐらい前に、3つの町の小学校が統合され、今は校舎はなく、校庭だったところに違う建物が建っています。「太郎こおろぎ」に出てくるような小学校で、木造の2階建てでした。毎日、床は水拭きをし、きれいになっていました。遊び時間になると、その床に座って、おはじきやお手だまをして過ごしていたものでした。時々島根に帰り、学校の前を通ると、校舎はありませんが、一緒に遊んだ友だちの笑顔や先生の優しさを思い出し、懐かしさでいっぱいになります。
 8,120名の卒業生の皆様や保護者、地域の皆様にとって、都岡小学校のことを、いつまでも心のふるさととして、覚えておいていただけるように、卒業生の皆さんが残してくださったすばらしい伝統をしっかり守り、そして力を合わせて何かつけ加えることができるように、134年目を出発したいと思います。どうかこれからもよろしくお願いいたします。
先日の持久走大会では、子供たちは一生懸命頑張っていました。これも都岡小の伝統のひとつです。応援下さった皆様、ありがとうございました。        
 立春も間近になりましたが、寒さはまだまだ続きそうです。どうぞ皆様、お体に気をつけられてお過ごし下さい。

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