| 子供の個性輝く教育をめざして 副校長 縣 利一 水無月、水郷に咲くアヤメの花の清楚な美しさに感動し、鎌倉の古寺には紫陽花が、いよいよ美しい季節となります。梅雨もなぜか苦にならず、むしろ瑞々しさで花の美しさを一層引き立てているように感じます。 弥生3月からこの頃にかけて次から次へと花々が咲き薫り、季節のうつろい、花の美しさを通して自然を満喫できる素晴らしい季節です。特に、梅から始まり、桜、ツツジ、アヤメ、紫陽花と続く花々は、私の思い出の花であるとともに大好きな花なのです。 数年前、子供たちに人気のあるグループの「世界に一つだけの花」という歌に、『自分という花を精一杯咲かせることがすばらしい』という意味の歌詞がありました。花は、いつも自然体で咲き、どれひとつとして同じものはなく個性豊かに輝いています。まさに、「桜梅桃李」(桜は桜らしく、梅は梅らしく、桃は桃らしく、李は李らしく)のごとく、それぞれの花らしく自分らしく精一杯生きることが大切であるということだと思います。 ところで、「自分らしく精一杯生きる」とはどういう生き方なんでしょう。かつて私は学生の頃、尊敬する先輩から「汝自身に生きよ」という指導を受けました。『自分にも社会の役に立てる自分だけの使命があると信じ、目の前の課題に挑戦し努力し続けることである』と。また、『桜が梅になれるわけはなく、桃は李にはなれないように、同じ勉強、同じ努力をしているようでもみんな違う。一生懸命さの中に個性は育ち、自分らしく生きていることになる』とも。 運動会の練習もたけなわ。6月4日に向け演技・競技の総仕上げを、全児童が精一杯挑戦しています。当日は一人ひとりが、まさに自分らしく個性豊かに輝きます。さらに高学年は、6年生を中心に運動会の運営に携わり、学校のため・全児童のために縁の下の力持ちとなって活躍します。運動会の練習もさることながら、学校生活・授業の中で培われた力が総合されて当日に凝縮されるものと思います。地域・保護者の皆様、この都岡っ子の頑張りを、そしてたくましく成長した姿を是非ご覧ください。応援してください。心よりお待ちしております。 これからも、地域の宝=都岡っ子を大切に育てていきたいと思っています。今後とも本校の教育活動にご協力をお願い申し上げます。 |