横浜市立美しが丘小学校 学校運営プラン【学校版マニフェスト(中期学校運営計画)】
 

 


計画期間           平成18年12月1日〜平成23年3月31日
 

 


学校教育目標      『元気いっぱい 友だちいっぱい すすんで学ぼう 夢つくろう』
        豊かな心を養い、生き生きと学び続ける実践力を身につけ、心身共にたくましい児童を育てます
 

 


学校経営方針  学校教育目標を実現するため、活力と魅力にあふれた、元気の出る学校づくりをめざしま                      
          す
「自分を創る」「仲間を創る」「学びを創る」を指導の柱として、課題発見能力を高め、意欲をもって学校生活を過ごそうとす

 る子の育成に努めます。      

専門職という自覚をもちながら、学習指導や日常指導の充実に努めます。
学校教育目標実現との整合を常に図り、不断に学校運営を見直し、ゆとりとの調和を図りながら、充実した教育活動を展    

 開するよう努めます。
全ての児童の幸福を願い、個々の特性や可能性の伸長を図るため、より開かれた学校づくりに専念します。

生命の尊厳を中核に、全教育活動を通して、人格形成の基礎を養う教育の充実に努めます。  

「ふれあい・かかわり」を根幹にすえ、体験を重視した教育活動の展開に努めます。
「人間力」を育てることを主眼に、「教師力」の向上をめざし、「学校力」の強化を図ります。

 


 指導の重点
学習した基礎基本が次の学習に働くように、確かな定着を図るために、学習指導の充実に努め、考える力を育成します。
「思いやり教育」を推進することにより、より豊かな心情と人格形成の基礎を養います。
「共生・共育・共学」の学びを深め、児童間のふれあい体験を拡大・推進していきます。
原体験を中心にした活動計画を立てるなど体験に裏打ちされた実感を味わう、総合的な学習の時間の教育研究を一層     
 深化させ、児童の課題解決力と生きる力を拡大していきます。

行動力・気力・自己抵抗力を高めるために、すこやかな身体・豊かな心・確かな学力の向上に努めます。

特別支援教育の充実など、障害児教育の理解・啓発を運営の柱に、保護者や関係機関などと連携しながら教育と職員研修を継続推進します。 

教育ボランティア活動を一層継続・拡大することにより、児童の学習の広がりと意欲付けをしていきます。
 

 


   
改善の視点

 

取    組    目    標

 


1.子どもの学力に関する議論がある中で、教科等の指導の充実を図ってく必要があります。 







 


高学年の算数科指導では、少人数指導体制を組み、単元や題材の特性、習熟の度合いなどを加味して、「がんがんクラス」「じっくりクラス」で学習内容の確かな定着と発展を図り、あわせて算数科への学習意欲付けも行います。
図書ボランティアの活用により、本に親しみ、読書量を伸ばしながら、読解力の向上に努めます。
本年度は耐震工事のため、夏季休業中の個人面談と並行した、「算数道場」は一旦中止にします。
◎総合的な学習の時間をより体験型として展開し、ふれあい・かかわりをキーワードに、課題発見力、解決力など論理的な思考力の向上と目標に向かって、具体的な自己行動目標を立て、実践しようと粘り強く取り組む子の育成に努めます。授業と密接に関連させるために造詣の深い講師招き、年間を通じて研究授業を行い、助言指導のもと、授業の改善、指導力の向上に努めます。
体験を伴う事によって、学習の定着・学力の向上が期待できるので、生活科、社会科や理科教育を始めとして、原体験を重視した授業展開をします。

学力検査の結果を分析し、傾向や課題に基づいた日常の学習指導の改善に努めます。

図工科の授業研究を青葉区に公開し、学習指導の工夫と改善に努めます。

 

 


2.現代社会の中で規範意識や公共心が問題などの欠如となっており、豊かな心を育む取り組みが必要となっています。






 


道徳教育の充実のために、道徳の時間の授業改善と共に、学習した事が日常的に身に付くように、面談や懇談会などの機会をとらえながら、保護者と連携して推進します。また、人権週間でも、人への思いやりを展開します。
朝会での校長講話では、「思いやり教育」の推進のために、年間を通じて、その回数を増やし、児童の実情に見合った分かりやすい事例などを交えるなど工夫に努めます。
学級生活上の様々な課題の対応や指導では、保護者との連携、学年チームなど、組織力を活用し、じっくり時間をかけ、粘り強く日常指導を行います。
◎児童指導委員会をプロジェクトとして今日的な課題や問題行動などの実情把握や手立てを講じ、職員会議などを通じて共通の理解をもって共有化し、各学級の実際の場面で具体的に指導展開ができるようにします。発達支援、軽度発達障害について、外部講師を招き、一層研修と理解、指導のあり方を深めます。
児童会活動などを活用し、思いやりの心や暴力防止など、ポスター活動などのキャンペーン活動を展開します。
全学級が明るく元気に活動できるように、各学級目標(めあて)を児童の手で日常的にみつめ、学期毎に修正を加えるなど、実情を認識させながら、自己の次なる行動目標を確認させます。

 

 


3.市全体として子どもの体力向上が課題となっています。家庭や地域と連携しながら、体力向上を図っていく必要があります。






 


従来より奨励している中休みや昼休み時の「外遊び」を平成19年度より、学級実態に見合った学級集会活動などを活用して新たに展開し、運動することの楽しみを増やしていきます。 
集会委員会が行っている音楽集会やゲームなどに縄跳びなどの導入など、改善の手を加え、スポーツ的な要素をさらに追加する工夫をします。 
本年も引き続き、夏季水泳教室を開催し、水に親しむと共に大会に出場する選手の泳法指導を強化します。
◎平成18年度から、市の新体力テスト8種目(全8種目)を5〜6年生で導入し、19年度は引き続き3〜4年生、20年度は全学年全種目を実施します。
運動に親しみ、心肺機能の高まり、粘り強く取り組む子の育成のために、「マラソンタイム」を実施します。
地域行事として行われている美しが丘ウォークや7月の美しが丘夏祭りに職員も含め、児童や保護者のみなさんが積極的に参加するよう支援し、出演します。
◎宿泊体験学習のプログラムに原体験を含め、運動に親しむ活動をできるだけ多く取り入れます。

 

 


4.子どもの安全を脅かす事件が後を絶ちません。安全な学校づくりが必要となっています。












 


・一
昨年から引き続き、児童が一人下校をすることのないよう、各学年ごとの一斉下校をします。
新一年生の安全登校を主眼に「なかよし登校」で集団登校を5月の連休まで実施します。
◎校舎全体に耐震強度に課題があるため、6月より約3ヵ月半かけて大がかりな耐震補強工事を行います。
◎不審者侵入監視のために、防犯カメラを1台増設し、計4台にします。
保護者によるPTA校外・地域、愛のパトロールに加え、職員による長期休業前の地域パトロールを実施します。その実績をもとに、市教育委員会に、『学援隊』登録を申請します。
不審者情報等の対応のため、近隣校との連絡を密にし、対応にあたっては、警察や関係機関と連携して行います。情報のいかんによって、「お知らせ文」により、注意の喚起をお願いします。
地域住民による地域防犯パトロールにあたっては、児童の見守りについても町内会・自治会に依頼します。
◎「スクールゾーン対策協議会」では、児童の安全な歩行・自転車の乗り方のために、施設・設備等の改修などを積極的に提言します。また、PTA校外委員会による安全マップ作りを支援します。
坂の多い街の実情を踏まえ、安全な歩行のしかたや正しい自転車の乗り方などの指導を警察と共催して「交通安全教室」を開催します。
◎不審者が校内に侵入したとの想定で、神奈川県くらし安全隊員の参加を得て、児童の避難訓練・講話による防犯教室の開催と職員による不審者防犯対応実地訓練を実施します。

 

 





 

 


人材育成の考え方








 

指導者層と地域教育力の活用・連携により、若年層教員に授業改善力や機動力を身につけていきます。
◎総合学習の教育研究を推進することにより、単元開発力や若年層の授業力を拡充していきます。
教育委員会主催の研修を活用したり、啓発的な研修会に積極的に参加したりすることにより、指導力や識見を高めます。                            
◎課題対応力や複雑化する児童指導に対応するために、児童指導担当教諭、特別支援コーディネーター、養護教諭らを核とし、児童指導の適正な対応力の力量向上、また、発達プロジェクトチームによる特別支援教育の円滑な推進を図っていきます。
校長、副校長、主幹教諭、初任者指導教員との連携と指導により、指導者層教員にさらなる活力を図る取り組みを推進し、示範・交流授業を通して、若年層教員の指導力と次代の指導者としての自覚を向上させます。
体験的な学習法、地域性を生かした学習展開、評価規準と指導を一体化した指導力の向上、さらに、形成的な評価の実際や適切な指導法の工夫・改善を推進します。
チームを組んだ若年層の指導力向上と同時に、次世代のリーダー養成を図っていきます。 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


19年度の


重点取り組み項目





















 

◎英語教育活動準備校として、9月よりコミュニケート能力の拡大を図る授業展開を行い、そのサポートとして、保護者・地域住民による教育ボランティアを活用します。

◎横浜版学習指導要領小中一貫カリキュラム作成として、音楽科の指導計画作りの第一年次の研究を進めます。同時に美しが丘東小学校・美しが丘中学校との三校連携を強化していきます。
夏季休業期間中における、個人面談と、サマースクールは、大がかりな耐震工事のため、中止します。尚、個人面談については、9月に実施致します。水泳教室については、予定通り実施します。

市の新体力テストは、昨年度に加え、3年〜6年で実施し、学校保健委員会などを通じて公表し、一定の分析を児童に還元します。                                                                  
全学年を対象に図書ボランティアを活用した読み聞かせ、親しみやすい図書室環境、楽しいおはなしの会や時間などを一層継続・充実させ、読書週間ともあわせ、年間を通した図書活動の充実を図ります。休業中の図書室開放日は工事のため、今年度は一旦中止します。
教科等の有効な学習展開を図るために、安全ボランティア、パソコンサポーター、英語活動サポーターなど様々な学習場面での学習サポートボランティア、ゲストティーチャアなどを一層活用し、児童一人一人の学習の拡がりと意欲の拡大を図ります。
◎総合的な学習の時間の教育研究の深化を図ることにより、「ひと もの こと」に視点をあて、「ふれあい」「かかわり」を核にした体験的な学習活動を展開し、児童の自己の課題発見能力や課題解決能力の育成とあわせて、教員の単元開発及び児童の思考過程を重視した授業力を高めます。
今年の人権週間では、「人と人とのかかわり」や「いじめ問題」を中心に展開し、児童の思いや決意などを校内TV放送などを通じて、全校に広報・啓発し、職員研修も充実させます。
美小ふれあいフェスタでは、町内会・自治会に呼びかけ、地域ボランティアを広く募集し、児童・保護者・地域住民・ボランティア・幼児・教職員との交流・ふれあい活動を展開します。11月10日に実施します。     
下校時の安全の観点から、学年ごとの一斉下校を引き続き行います。
4つの宿泊体験学習では、より体験型のプログラムを組んだ活動を実施します。
標準学力検査の結果と分析及び今後の指導の重点について、学校説明会にて公表します。
学校保健委員会では、「元気なたねは、どんなたねだろう」をテーマに保護者の参加とともに、各学級での取り組み・実践を大切にしながら、心身共に健やかな、元気の出る学校づくりに取り組みます。
◎いじめ・暴力防止などの追放・根絶のために、児童会では防止キャンペーンを行ったり、職員の研修を日常的に行ったりします。また、校長講話でも、その内容や回数を増やすなどして、「いじめ」はいつでも、どこでも起こりえるという視点に立って、対策・対応が学級で具体的に展開するように継続して取り組みます。各学級での課題分析にもじっくり取り組みます。
◎整備したネットディにより、学級からインターネットを活用したり、学習利用したりして学習の深化を進めます。
総合的な学習の時間をはじめとして、様々な教育活動場面で、スーパーマーケット、ケアプラザ、幼稚園、中学校との交流、地域愛護会、自治会などの協力を得て、「地域素材を単元化」し、ひと・もの・ことを教材化し、「ふれあい」と「体験」を重視した活動を展開します。
従来から行っている幼稚園・保育園との交流・連携に中学や近隣小学校を加えた、幼保小中を一体化した連携を拡大していきます。

 



 

 

 

 

 

 

 

 


これまでの取り組み

 

結   果


 

 

算数科における少人数指導を展開することにより、基礎学力の定着がよくみられるようになってきた。また、体系的な指導がしやすくなってきつつある。

図書ボランティアの積極的な支援により、図書に親しみ、学校全体の図書活動がより充実してきた。また、教科等の学習での教育ボランティアの積極的な導入により、活動の拡大がみられた。

生活科と総合学習を教育研究の重点においたせいか、若年層の学習指導力がしだいに向上しつつあり、児童の自己課題発見力が定着しつつある。                                                          

原体験に重きをおいた体験的な学習を進めてきたせいか、児童に少しずつ生活改善をめざす兆しがみえてきた。 

道徳教育の充実、思いやり教育の推進により、仲間と協業して組織する児童の機運が見え始めてきたが、まだまだ課題が残っているので、一層の改善と強化を図る必要がある。

児童指導の今後のあり方について、様々なプロジェクトを立ち上げ、研修・共有化を図ってきたせいか、指導の組織力が向上しつつある。 

運動すること、運動することの楽しみをスポーツテストなどの自己分析等をもちいて、知識と行動を少しずつ実践してきたせいか、運動に親しむ児童が増えつつある。一層の強化を図りたい。 

学校全体の音楽教育の普及と啓発をねらって、音楽朝会や集会を展開してきたせいか、しだいに拡大しつつある。本年度はそれらを踏まえ、校内音楽会を実施する。

総合学習などを通じて地域社会へ拡大した学習活動を展開し始めたせいか、地域ふれあいが拡大し、地域参加も増えつつある。 

宿泊体験学習に原体験やその地域の特性を生かした活動をできるだけ多く取り入れるようにしたせいか、意欲的な参加態度や人・自然のすばらしさに目を向ける児童が拡大してきた。 

PTA校外委員との連携強化を図ってきているせいか、不審者情報の共有化や積極的な見守り体制が拡大してきた。

低学年児童が多く参加したサマースクーでは積極的に算数科の学習に取り組む児童が多く見受けられるようになってきた。(本年度は耐震工事のため、実施しません。)                                               
指導者層教員との連携指導体制を組むことにより、人材育成の観点からみると、若年層教員に学習指導の面での確実性や自信が見受けられるようになってきたが、一層の強化を図りたい。     
教育懇話会の委員の皆様方の温かい支援により、児童の地域学習への広がりが多く見受けられるようになってきた。
特別支援教育の充実を図る今後の教育のあり方については、少しずつ保護者や地域住民の皆様方から理解を得、積極的な支援を受ける場面も見られるようになってきたが、今後一層の発信の強化が必要だと考えている。

 



 

 

 

 

 


教育懇談会の意見











 

 

防災に関してこれからは、発災型として条件が整えば、子どもの参加(おにぎりの配布など)も考えたいものである。日頃から訓練しておけば、関心も高まるであろう。また、地域行事(防災訓練も含め)を通して、地域社会(大人とも)にも触れ合うということになるであろう。

また、何かの機会を捉えて、学校敷地内にある防災備蓄庫なども見学させて欲しい。
安全・安心な学校づくり、登下校、校外での指導に取り組んでいられるので、引き続きお願いします。地域でも今後協力体制を組むよう啓発しています。
公園美化活動の一環として、美しが丘公園の愛護会と一緒に苗付けなどに教育活動の一つとして参加してくださると助かります。ごみ拾いを手伝ってくれて良かった。

◎毎年行っている美しが丘公園での「夏祭り」は出演者が固定しているので、できるだけ多くの地域住民が参加するということで、『顔の見える地域』として、地域のグループの参加が欲しい。

そこで、二つの幼稚園・二つの小学校・一つの中学校の出演に協力して欲しい。幸い、地域の盆踊りとして、小学生の参加もあり、参加人数は、年々増えている。商業的なものから、住民参加型(ボランティア)になりつつある。
地域のなかには、誰にも相談できなく、子育てで苦労したり、悩んだりしたりしている人がいます。相談事がありましたら、家庭支援ということで、是非丁寧に対応してあげてください。                                                 
元気がでる学校づくりに励んでいられるようなので、今後も継続して推進し、子どもたちが明るく、元気な姿で学校生活を楽しむよう、先生方お一人お一人の持ち味を生かして頑張ってください。
地域のコミュニティー力を高めるためにも、児童の力を借りたい。今後共、様々な面で学校発信を継続してください。
「学力」という観点から、知的学力は高いが、応用力が弱い、手先器用さに課題があるなどと言われているので、応用力の養成や落ち着いて考える力やボランティアの導入を更に進められると良いのではないでしょうか。


          【次回の懇話会の内容によって、更新いたします】
 

※1この計画は、横浜市教育委員会の定める「学校版マニフェスト(中期学校運営計画)」として策定したものです。 ※2◎は重点項目