平楽の丘だより 3月号
平成20年3月25日
横浜市立平楽中学校
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 3月になると、私の通勤経路途中にある総持寺に、お坊さんになるための修行僧がきます。髪を剃ったばかりのまだ青々とした「坊主頭」で、「修行に来た」ことを伝えます。この時期、山門手前にある門の横に番屋があり、修行僧が来ると「新到安下処」という看板が掛かかります。総持寺に到着すると一晩この番屋で過ごします。様子を見ていると最初から先輩修行僧と一緒には行動できないようで、着いた日は寺のルールや修行の心構えや心得などを先輩僧から教えを受けているようで、大きな声で「はい」という返事が中から聞こえてきます。卒業シーズンを迎えると毎年繰り返されるこの光景に、同時に春のおとずれと新しい自分の道を求めてくる若人の姿があります。

 さて、11日(火)本校61回目の卒業証書授与式が行われました。卒業生112名に卒業証書を手渡しました。一人一人に私が「おめでとう」と声をかけましたが、壇上に上ることで多少の照れもあり、受け取り方もいろいろでした。練習を思い出しながら受け取る人、3年間を思い出しているのか感慨深げに受け取る人、照れながら受け取る人など様々です。でも平楽中学校で過ごした日々をそれぞれ思い出していたようで、楽しかったこと・つらかったこと・はじめて味わった体験など、それぞれ違いはありますが卒業という言葉はやはり特別な思いがあると思います。特に小学校とは違って卒業後の進路がそれぞれ違うことで、今まで当たり前のことがそうでなくなることを実感してくるのでしょう。でも卒業証書を受け取るときの顔はみんなそれぞれ輝いていました。とっても「いい顔」をしていました。自分の人生目標を立て、将来自分がつきたい職業など自分の進路を決め、いどんだ受験…目標を達せられた人、そうでない人、これもいろいろですが、やはり人生は山あり谷ありが当たり前です。卒業生もさらに今までよりもっと厳しい現実にぶつかることがあると思いますが、自分で解決する力を持ち、たくましく成長してくれることを信じております。平楽中学校の先生たちは「がんばれ!卒業生!」といつも応援しています。

 今日25日が平成19年度の修了式となります。1年生・2年生はそれぞれ進級しますが、卒業生が示した良いものはさらに発展させ、改善が必要なことはよりよい方向に創意工夫を凝らし、平楽中学校を地域の学校としてOBを含め誇れる学校になって欲しいと願っています。そのためにも一人一人が、この1年間を振り返り、自分の良いところ、このまま伸ばすところ、改めるところなど自分を見つめる時間を持ち、気持ち新たに4月が迎えられるようになって欲しいと思っています。


横浜市学習状況調査
 13日(木)と14日(金)の2日間、横浜市学習状況調査が行われました。国語・社会・数学・理科・英語の5教科と生活意識調査が行われました。調査の結果については、年度が替わりますが「学校だより」でお知らせいたします。
 この調査は自分の学習到達状況を見るもので、難問より基本的問題を中心に出題され、一部発展問題が含まれています。それぞれの学年のまとめの問題として捉えれば自分の到達(理解)している範囲と不十分の範囲がわかると思います。ただし、この問題で学年のすべての範囲が網羅されているわけでないので、自分を振り返る一つの資料として、結果を見ると良いと思います。


福祉学習・保健学習
 18日(火)と19日(水)に、1・2年生の福祉学習が行われました。まず、2年生が点字体験と視覚障がいについて学び、1年生は手話と聴覚障がいについて学びました。それぞれの立場を理解し、共に生活できる環境を、自分たちの手で作られることが学習の目的です。従って、そのときだけの理解に終わらせてほしくないと思います。この学習をきっかけに障がいのある方の立場だけでなく「いろいろな立場の人を理解しようとする心を持って」欲しいと思います。

 このほか保健学習も行われ、1年生は「たばこ」の害について、2年生は「アルコール」について学びました。中学生になると少しずつ行動範囲、興味や関心も変わってきます。事前予防を含め保健の学習をしますが、ご家庭でも話し合っていただければありがたいと思います。なお、3年生はエイズ等性の感染症について学習しました。


地域の行事
 平楽中学校は震災時の平楽会・山谷会・平楽スポーツメント自治会の三自治会の地域防災拠点校になっています。同時に震災時地域医療救護拠点にもなっています。医療拠点とは応急医療を行う救護所ということです。

 23日(日)地域防災訓練が行われました。火災の時に使う消火器の使用、非常用炊き出しかまどの使用、AEDの講習等の訓練が行われました。もし震災が平日の昼間起こったら、多くの大人は仕事に行っていることを考えると、地域では生徒の皆さんが頼られる存在になります。地域の一員であることの自覚と地域の人から信頼されるように日頃から行動していって欲しいと思います。


標準服等のリサイクルのお願い
 『標準服等のリサイクル』を行っています。特に3年生が卒業しましたので、必要でなくなったご家庭があれば、是非ご協力ください。なお、「リサイクル」ですので利用した方は、卒業したあとやサイズが変わり使えなくなったら、学校に戻していただき、次の方に使ってもらう予定です。