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| 1.開かれた学校 | ||
| (1)図書館協力者により図書館運営 平成11年度から地域の協力者による図書館運営を始めました。 それまでは、図書館は昼休みだけ開館していました。現在は10時から4時まで開館しているので、授業で何か調べたいことがあれば、子どもだけで図書館に行けます。 運営にあたって、図書館協力者会議を行っています。曜日ごとの担当者を決めたり、図書館をより良いものにしていくための話し合いを行っています。
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(2)グリーンボランティア 本校では平成10年度から、「四季折々の花が咲き、季節感にあふれる学校環境づくり」をめざして環境整備に力を入れてきました。校舎の周りには新たに、ハナミズキやムクゲなどの多くの花の咲く樹木を植え、潤いのある学校環境づくりを行っています。 また、学校の校地緑化に呼応して、平成11年1月よりPTA有志・青少年指導員や体育指導員の有志、地域の方々によって、本校のグリーンボランティアが始まりました。PTA有志の、生徒たちのために花と緑の学校にしたいとの熱意が発端で、多くの方々に呼びかけていただき輪が広がっていった。 当初花壇作りは第一・三土曜日の午後に、ボランティアの方が三々五々集まり、学校の周りのカヤなどの雑草を、スコップや鍬で根から掘り起こし耕す力作業から始まりました。今では季節ごとに色とりどりの花をつけるすばらしい花壇に生まれ変わりつつあります。また、家事や仕事のある中で、日常的な花壇の手入れや、水やり、草取りなどしていただいており、感謝の気持ちでいっぱいです。ボランティアの方からは「作業しているときに、散歩に通りかかるご近所の方から『きれいになりましたね』『花がらを摘んでおきました』と声をかけられ、励ましになりました。」など、思いもよらない交流ができましたという声が聞かれました。グリーンボランティアによる手作り花壇にはいつも花が咲き乱れ、学校の周りの環境は見違えるようになりました。 平成11年度からは夏休み中に校庭の草取りのボランティアが、生徒やPTA、職員の100名近い人々によって行われるようになりました。積極的に参加する生徒も増え、グリーンボランティアの方々の姿が、生徒たちの中にボランティア精神を芽生えさせたのだと感じられ、さらに輪が広がることを期待しています。 |
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| 2.学習の総合化 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (1)人とのかかわりを学ぼう −ピア・サポートプログラムの技法を生かした取り組み− 本校では全学年で、「人とのかかわり方」を学ぶ学習としてピア・サポートプログラムを行っています。ピア・サポートプログラムとは、国立教育政策研究所生徒指導研究センター滝 充氏が提唱する、ゲームやロールプレイングを活用して子どもたちの基礎的な社会的スキルを育て、子ども同士が支え合えるような関係づくりを目指すものです。 《学習の大きな流れ》 [問題を把握する段階]
[問題解決の方法を探る段階]
[問題解決に向けて実践する段階]
平成19年度の学習の様子を生徒たちの『ふりかえり』とともにご覧ください。 第1回テーマ 「協力」「友情」 ねらい:協力することで仲間意識を作り、上手に人間関係を作ることの大切さを学ぶ。
第2回テーマ 「聴き方、伝え方1」 ねらい:会話における位置関係や姿勢について学ぶ。聞き手の態度によって気持ちや感情が影響を受けることを学ぶ。 背中合わせは、説明するときは自分が言ったことを相手が本当に書いたかどうか不安だった。ハッキリ言わないといけなかった。 向かい合わせは相手を見て自分が言ったとおりにしているか確認できたので不安が無くて良かったし、普通に教えればよかったので楽だった。 人と上手にかかわるには相手に言いたいことをハッキリ言い、積極的に話すことが重要だと思う。 言葉だけで図形を伝えるのは難しく、うまく伝わらなかった。向かい合わせでは、相手の書いているものを見ることによって細かく指示を伝えることができた。上手に人と関わるには、共通の話題を持ち、それについて話せばスムーズに会話ができると思った。 第3回テーマ 「聴き方、伝え方2」 ねらい:会話をするときにはどんなことが大切かを学ぶ。 相談されたことに対し、優しい言葉で対応してあげると相手は嬉しいと思う。相談されているのにキツイ言葉で何か言うのは、相談した相手は『相談しなければ良かった』と思うだろう。 何か言われて、それに答えるときは『もし自分が言われたらどうか』を考えてから返事しなければいけないと思った。相手の気持ちを考えて、言われて喜べることを言うべき。 どういう風に演技したら良いか、不安だった。みんな恥ずかしそうに演技していた。二回目は相手としゃべる時、どうやってしゃべるのかが分かった。相手を傷つけないように一言一言意識してしゃべろうと思った。 人と関わるには恥ずかしがらずに気軽にしゃべることと、相手が傷つかないように意識してしゃべることが大切だと思う。 第4回テーマ 「聴き方、伝え方3」 ねらい:言葉の言い方とノンバーバルコミュニケーション。同じ言葉を言い方や表現の仕方を変えて、自分の感情を伝える体験をすることで表情や動作などの働きを知り、言葉以外の方法を意識できるようにする。 人がどんな時どんな感情でしゃべったりするのかが少し理解できた。感情をちゃんとださないと、うまく伝わらないことがよく分かりました。 これをやって、自分は感情を表情で出すのは下手なんだと分かった。でも、楽しそうにするのとか悲しそうにするのは勝手に出てしまうので、そのへんは自分は分かりやすいらしい。 話し方によって同じ言葉でも印象がまったく違っていたのでスゴイと思いました。これからは気持ちによって話し方を変えて、相手にうまく伝わると良いです。また、誰かがしゃべっている時には、感情を読み取りたいと思いました。 友達と話をしている時に『何を思っているんだろう?』とか『うわべでしゃべってない?』と思うことがあります。だから人の気持ちを読み取ったり理解するのはとても難しいと改めて思いました。 第5回 「意志決定」
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(2)いのちの学習 急激な社会の変化は、子どもたちの置かれている状況や成長の様子をも大きく変化させています。生活の乱れている子ども、ストレスを感じ自分に自信が持てない子ども、生命の軽視、いじめ・不登校の問題、体力低下など、今ほど心身ともに健康で心豊かに生きていく子どもの育成が求められているときはありません。 そこで学校健康教育では、自ら学び自ら考え、主体的に判断し行動できる自発的な行動変容のプロセスを支援することが必要とされています。 生き生きとした健やかな子どもをはぐくむためには、知識・理解の習得のみではなく情意面に働きかけ、自らが健康行動を引き起こす力を生み出すライフスタイル教育が必要であると言われています。 本校でも、教育課程委員会、人権教育委員会、道徳係等と連携し、子どもたちが、かけがえのない自分らしさを自覚し(肯定的な自己概念)、生きる意味を見いだし(肯定的な人生観)、生きていることの充実感(自己存在感、自己有用感)を持って成長していけるよう支援していきたいと考えています。 【ねらい】 「いのち」の大切さに気づき、自他の人権を尊重する態度を養う。 【プログラム】 ・自己理解 ・自己受容 ・エゴグラムを使った学習 ・他者理解 【授業の様子】 (『いのちの学習だより』より抜粋) 学習の様子と生徒たちのふりかえりを紹介します。 「いのちの学習1」(1年生) 平成19年1月18日(木)の道徳の授業で「いのちの学習 その1」を行いました。 ねらいは、『多くの人の愛情や期待に支えられ誕生するいのちについて考え、いのちの尊さを自覚する』でした。 助産師さんを学校にお呼びして、人間が出産を経て成長してくるまでの筋道についてお話していただきました。 学習のふりかえりより
「いのちの学習2」(1年生) 平成19年1月23日(火)の道徳の授業で「いのちの学習 その2」を行いました。 ねらいは、『いのちはかけがえのないものであり、自分や他の人を大切にすることを学ぶ』『自分の命や他の人の命は多くの人に支えられていたのだということに気づく』でした。 学習のふりかえりより 自分の命はとても大切だと思いました。そして地球上の人々の生命はどれもみんな『キセキ』なんだと思いました。学習を通して、人が一人生まれることはとても大きなことだと改めて分かりました。命は自分一人だけのものではないから、大切にしていきたい。 私を産んだのは母、母を産んだのはおばあちゃん、おばあちゃんを産んだのは・・・。このように人は、大きな過去の輪のつながりで生きていることを強く感じました。もしも先祖が絶えていたならば、私たちは今ここにいません。だから先祖を敬わなければならないと思いました。
「いのちの学習3」(1年生) 2月13日(火)の「いのちの学習 その3」では他者理解(障害者理解)という主題で車いすバスケットボールチームの方との交流を行いました。 ねらいは、『誰に対しても公正公平にし、個を認め差別や偏見の無い社会の実現に努める態度を養う』でした。 学習の中で生徒たちは車椅子バスケットボールを初めて体験しました。 学習のふりかえりより 車椅子体験を通して お話を聞いたり、車椅子体験をすることができてとても良かったです。命の大切さとか、少しでも体に障害があったら、色々なことができなくなることに気づきました。 車椅子の人たちが苦労することが分かっていても生きることを選んで、他の人たちよりも大変な思いをしてきたことにも気づきました。 強い精神力を身につけたい! 僕は足が不自由になったことは無いけれど、やはり生活に欠かせないものを失ったら落ち込んでしまうのが当たり前だと思います。だけど、そこから足を使えないままの人生を乗り越える、その志がすごいと思いました。 今の僕が同じような状況だったら前向きに生きていくことは難しいと思いますが、将来、精神力の強い人間になりたいと思いました。
「いのちの学習4」(2年生) 平成19年1月23日(火)の道徳の授業で「いのちの学習 その1(障害者理解)」を行いました。 ねらいは、『誰に対しても公正・公平にし、差別や偏見の無い態度を養う』でした。 各自、アイマスクをつけて体験をしました。 学習のふりかえりより
「いのちの学習5」(2年生) 2月13日(火)の「いのちの学習 その2」では他者理解(障害者理解)という主題で手話の学習を行いました。 ねらいは、『誰に対しても公正公平にし、個を認め差別や偏見の無い社会の実現に努める態度を養う』でした。 学習のふりかえりより 表情も大切! 聴覚障害者と接するとき、手話だけでなく目や口などの動きや表情もとても大切なんだと実感しました。 実際に接するときにも、ためらったりせずに、自分の伝えたいことをしっかり伝えられるように普段から基本的な手話は学習していこうと思います。 手話を体験して 結構、簡単な動作で挨拶ができたり、ありがとうの気持ちが伝えられるんだと思いました。 聴覚障害者の人は、外見からでは判断できないので、普段見かけていたとしても分からないと思います。だから常に周りを気遣って生活したら良いと思いました。
(3)日限山中学校地域防災拠点防災訓練 平成13年度より、生徒の防災意識を高め、生徒自身が地域の一員であることを自覚し、体験を通して相互扶助の仕方を学ぶために、日限山中学校の生徒も地域防災訓練に参加することになりました。 平成20年度は以下のような日程で様々な訓練が行われました。 平成20年11月8日(土) 地域防災訓練日程
訓練風景の一部を、生徒の『ふりかえり』と合わせてご紹介します。
生徒と地域の多くの方が訓練に参加し真剣に取り組み、充実した1日を過ごすことができました。 |
| 3.学習環境 | |||
| 平成12年度より、多様な「学び」に対応するために学習環境の整備を進めてきました。 平成17年11月より進めてきた校舎改修工事が、平成19年1月に終了し、教科教室型の充実した学習環境が整備されました。 教科教室の様子(日限山通信第5号より抜粋) |
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| 2階 メディアセンター | 2階 学習室 | ||