〜「丸中だより」
二月号![]() |
人生を切り拓く 〜七転び八起き厳しい寒さの続いた冬もやっと終わりに近づき、梅の開花とともにうぐいすの鳴き声も聞こえ、春の訪れをすぐそこに感じるころとなりました。学校では三年生の受験シーズンも終わりに近づき、公立後期の発表と、その後の二次試験を若干残すのみとなりました。入試が今の形になってから、受験のチャンスは広がったものの、受験シーズンが長期化して合格者と未定者が混在する中での授業が続いたり、合格した人もまだの友達の気持ち想って心から喜びを表現できず、また合格できなかった人はすます不安を抱えながら次の試験に向かうという日々が続きました。努力が報わて、自分の目標をしっかり達成できた人には心からの「おめでとう!」を、一方で第一希望をかなえられなかった人には「残念だったね。でも、この経験は決して無駄にならない」と伝えたいと思います。不合格はつらい現実であっても、落ちて初めて見えてくるものもある・・・。自分は本当に自分の目標をしっかり持って取り組んだのか、やれるだけの事はやったのか、それとも何とかなる・・・という甘い気持ちで臨んだのではなかったか。そういった振り返りこそが、次への新たなるステップにつながります。なにより、失敗して感じた悔しさや無念さは、他人の辛さや悲しみをわかってあげられる心の成長につながるでしよう。日本のことわざに「七転び八起き」という言葉があります。だるまさんのように何回転んでもその都度起き上がればいい。失敗することが問題なのではなく、それ以上にあきらめず挑戦しつづけることの大切さを示したことわざです。 つい先日、トリノオリンピックで大活躍しだフィギュアスケートの荒川静香さんも、長野オリンピックでの大きな失敗、カルガリーオリンピックでは代表選考にも漏れるという挫折の中で、「このままでは終れない」という一念で努力を続けてきた結果が、あの素晴らしい演技と金メダルだったのです。試合前のインタビューで「もう一度見たいと思われるような演技をしたい」と語っていた荒川さんですが、その言葉通り、彼女の演技は世界中の人が何回でも見たいと思うような、すばらしい感動的なものになったのでした。 自分の思うように行かない時でも「あきらめない」で取り組み続ける力こそ、本校の教育目標である「自分で自分の生き方を切り拓く力」です。人生は思うようにならないことの連続・・・それでもあきらめず夢を持ちつづけ、努力しつづけることによって、必ず自分の新たな道を切り拓いていくことができると信じます。人生七転び八起き。もうすぐ今年度が終わり新たな挑戦の時が始まります。あきらめず、くじけず自分の道をしっかりと切り拓いていける人に育ってほしいと心から願っています。
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