〜「丸中だより」

四月号


あいさつの聞こえる学校をめざして

 大雨の入学式から、早くも三週間・・・。はじめは不安と緊張で身を堅くしていた一年生も、かなり中学校生活に慣れ、新しい友達と楽しそうに過ごす様子があちこちで見られるようになりました。新入生である一年生はもちろんですが、進級した二年生、三年生も、やる気にあふれていて、見ているこちらまでうれしい気持ちにさせられます。進級して「新しい自分」になろうとする気持ち、「変わろう」と努力している生徒たちの様子は、まるで柔らかな若葉のように輝いて、未来への希望を感じさせてくれます。
いよいよ十八年度がスタート。昨年度は、PTA校外委員さんのご協力も得て、学校便りの学区内全地域回覧やホームページの充実をはかってまいりましたが、今年度はさらに学級懇談会など、学校や生徒たちの様子を直接伝えられる場を一層大切にしてまいりたいと思います。入学式をはじめ折にふれて「中学時代は心身の変化が激しい不安定な時期であり、その変化をしっかりと見守って欲しい。」とお願いしてきましたが、残念ながら昨年度は授業参観や学級懇談会への出席率が大変低く、三割に満たない学年もありました。学校へ足を運べば、学校便りやホームページでは得られないクラスや学校の状況(清掃状況や掲示物、授業中や休み時間の生徒たちの様子や雰囲気など)を肌で感じ取ることができるし、担任や学年の先生、また親同士顔を合わせて話し合うことは相互理解を深め、子育てを共有化することができます。
 子どもたちは睡眠の時間を差し引くと、家庭にいるよりずっと多くの時間を学校で過ごしているのですから、学校でどう過ごしているかはその子を知る上で大変重要なことではないでしょうか。日程につきましては事前のお知らせだけでなく、すでに配布いたしました年間計画や学年だより等でもお知らせしておりますので、ぜひ早めにご確認いただき、一人でも多くの保護者の方にご出席いただけるよう願っております。
 今年度はまた、体育大会を土曜日開催といたします。「体育大会か文化祭、どちらかでいいから土曜日か日曜日に開催してもらえないか」というPTAからの熱い要望にお応えしたものです。日頃なかなか子どもたちの活動の様子を見られないお父さんたちにもたくさん参加していただけるのではないかと期待しています。 
この他、授業の充実はもちろんのことですが、学校でしか学べない「社会性」を養うことを重視し、時間を守る「チャイム着席」の徹底、共に気持ちよく生活するために不可欠なあいさつや適切な言葉遣いなど、社会生活のルールやマナーの指導に力を入れていきます。あいさつが自然にできる生徒たち、チャイムと共に授業に集中し、お互いを思いやる言葉や態度で気持ちよく、楽しく過ごせる学校をめざします。今年度もご家庭や地域のご理解とご協力を、よろしく御願い申し上げます。

 一日は 白い紙
 消えないインクで
文字を書く
あせない絵の具で 
色をぬる
 太く、細く  
時には 
   ふるえながら
 一日に一枚
  神様がめくる   
 白い紙に
今日という日を
   綴(つづ)る   
〈星野 富弘〉
 
 さて生徒のみなさん、「今日」という白い紙に、何を、どのように描いていくのかは君たち次第です。かけがえのない「白い紙」・・・大切に、しっかりと綴っていきましょう。
(学校長 谷 紀代)